サービスでの最終使用者証明

[貿易管理パラメータ (tcgtc0100m000)] セッションの [最終使用者証明 (EUS)] チェックボックスがオンの場合は、サービスオーダ材料費ライン、メンテナンス販売オーダ部品ライン、顧客納入ラインなどのサービスオブジェクトに最終使用者証明をリンクさせることができます。

最終使用者証明をリンクできるのは、サービスオブジェクトにリンクされている品目が貿易コンプライアンスの対象になっている場合に限ります。

注: 

サービスオブジェクトにリンクできる最終使用者証明は 1 つだけです。ただし、同じ最終使用者証明を複数のサービスオブジェクトにリンクさせることができます。

サービスオブジェクトセッションで 「最終使用者証明必須」 インジケータが選択されている場合は、[最終使用者証明のリンク] オプションを使用してサービスオブジェクトに最終使用者証明をリンクさせる必要があります。Infor LN で、最終使用者証明 ID とそれにリンクされている品目ライン番号がサービスオブジェクトセッションに取り込まれます。

注: 

[最終使用者証明のリンク解除] オプションを使用して、最終使用者証明をリンク解除することができます。最終使用者証明をリンク解除できるのは、実際原価も納入ラインもまだ作成されていない場合に限ります。

既存のサービスオブジェクトのコピーを作成する際に、そのサービスオブジェクトにリンクされている最終使用者証明が存在する場合、リンクされている最終使用者証明はコピー先のサービスオブジェクトにコピーされません。最終使用者証明をマニュアルでコピー先のサービスオブジェクトにリンクさせる必要があります。サービスオブジェクト (最終使用者証明がリンクされている) のデータを修正できるのは、更新済のデータがリンク済の最終使用者証明のデータと矛盾していない場合に限ります。リンク済の最終使用者証明と矛盾しているデータを更新する場合は、まずその最終使用者証明をリンク解除する必要があります。更新されたサービスオブジェクトデータに基づいて、最終使用者証明をもう一度リンクさせることができます。

最終使用者証明がリンクされているサービスオブジェクトの取消または削除を実行すると、最終使用者証明の文書リンクが解除され、関連する最終使用者証明チェック結果も削除されます。該当するラインに関してメンテナンスされているライセンス消費とチェック結果も削除されます。

処理済の伝票ラインを削除すると、最終使用者証明リンクが解除されます。ただし、最終使用者証明チェック結果、ライセンス消費、コンプライアンスチェック結果は削除されません。