データ設定および有効化

この章では、データを設定し、拡張登録管理のパラメータを有効化する処理について説明します。

有効化は、Infor LN に拡張登録管理機能を導入するために実行する必要がある一連の処理です。有効化処理は、「準備段階」 と 「有効化ステップ」 で構成されます。有効化処理の進捗は、さまざまな状況を使用して示されます。

「準備段階」 では、マスタデータを定義または修正し、パラメータを設定します。「有効化ステップ」 では準備段階を完了させ、コンセプトを有効化します。

コンセプトは、複数の有効化活動で構成されます。有効化活動は、特定のセッションのパラメータを設定する場合など、コンセプトを有効化するために完了する必要があるステップです。コンセプトのすべての有効化活動が完了したら、そのコンセプトを有効化できます。

[コンセプトの有効化 (tcemm4600m100)] セッションを使用して [会社 (tcemm1170m000)] セッションで定義されたすべての会社の拡張登録管理機能を有効化できます。

拡張登録管理状況は [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションを使用して設定する必要があります。拡張登録管理の状況はすべての会社で共有されます。

拡張登録管理機能を使用すると、国および財務会社別に複数の登録を定義できます。[コンセプトの有効化 (tcemm4600m100)] セッションを使用して、この機能を有効にすることができます。次のセッションを使用して、初期データ設定を実行し、この機能を有効にするために必要なパラメータを定義します。

  • [一括登録パラメータ (tctax2100m000)]
  • [登録分類 (tctax2101m000)]
  • [登録タイプ (tctax2510m000)]
  • [登録タイプ (tctax2610m000)]
  • [国別管轄区域 (tctax2115m000)]
  • [税金番号定義 (tctax4105m000)]
  • [登録 (tctax2520m000)]
  • [財務会社別登録 (tctax2122m000)]
  • [予定登録 (tctax2123m000)]
  • [取引先別登録 (tctax4102m000)]
注: 

[コンセプトの有効化 (tcemm4600m100)] セッションで拡張登録管理状況が [準備中] または [有効] に設定されている場合は、[一括登録パラメータ (tctax2100m000)] セッションに拡張登録管理機能の状況が表示されます。