最初の会社の構成

このセクションで説明されているセッションを使用して、会社構成データを指定します。たとえば、次の操作を実行できます。

  • プリンタを設定する
  • プリンタの用紙タイプを定義する
  • インストール済言語について、日付フォーマットなどを定義する
注: 

このセクションで説明されているステップで指定したデータは、会社 000 (「工具」 の会社) に保存されます。複数会社構造のすべての会社で、このデータを使用します。

会社構成データを指定するには: 

  1. セグメント化された品目コードを使用するには、[セグメント化ドメイン (ttgfd4122m000)] セッションを実行して、LN パッケージの品目ドメインのセグメントを定義します。

    注: 

    品目を作成して品目データを保存すると、品目コードセグメントを変更できなくなります。

    各セグメントは、特定のタイプの情報を表します。このセッションで定義したデータは、[品目セグメント (tcibd0500m000)] セッションにコピーされます。

    セグメント化された品目コードを使用して、次をサポートできます。

    • LN 計画における物流所要量計画のクラスタ
    • LN 製造におけるプロジェクト固有の品目

    [セグメント化ドメイン (ttgfd4122m000)] セッションを開始する前に、品目コードを構造化する方法を決定する必要があります。

    それ以外のタイプのドメインのセグメントを定義する場合は、[セグメント化ドメイン (ttgfd4122m000)] セッションを使用してこの処理を行うこともできます。

  2. [用紙タイプ (ttaad3110m000)] セッションで、レポートや文書などの出力に使用するプリンタの用紙タイプを定義します。
  3. [用紙タイプ別フォント (ttaad3111m000)] セッションで定義した用紙タイプで使用できるフォントを定義します。フォントと用紙タイプの組合せごとに、1 行の文字数および用紙の行数を指定する必要があります。LN では、レポート、請求書、作業指示書などのさまざまな文書を出力するためにこれらの設定が使用されます。
  4. [デバイスデータ (ttaad3500m000)] セッションで、プリンタ、ファイル、画面など、LN システムに接続している出力デバイスを定義します。また、出力ジョブを保存するデータおよびキューの出力に使用するドライバに関する情報を入力することもできます。
    注: 

    各デバイスのローカル文字セットは、出力ジョブを作成するユーザのローカル文字セットと同一である必要があります。文字セットを LN ユーザにリンクするには、ユーザデータテンプレートを使用できます。詳細については、次のトピックを参照してください: 『Infor Enterprise Server Administrator's Guide (U8854 US)』 「User Management」 の章

  5. [言語 (ttaad1510m000)] セッションで、会社が使用する言語を定義します。特定の言語を使用できるようにするには、Infor からその言語を購入し、LN のインストール時に言語をインストールする必要があります。インストール済の各言語について、日付フォーマット、小数点と 3 桁ごとの区切り記号に使用する文字、その言語が双方向かどうか、その他の詳細を指定します。言語が双方向の場合、使用する文字セットも双方向である必要があります。
  6. 複数の会社を作成するには、次のセクション 「追加の会社の作成」 のステップを続行します。

    単一会社構造を作成する場合、企業単位、サイト、倉庫、および部署を作成します。「企業構造の作成」 および『企業構造ユーザガイド』を参照してください。