基本財務データの指定
タイプが [財務] または [両方] の各会社では、財務マスタデータを定義する前に基本財務データを入力する必要があります。たとえば、基本財務データには会計年度と会計年度内の会計期間の数が含まれます。
複数会社構造の会社は、基本財務データの多くを共有する必要があります。したがって、すべての会社でこのデータを指定する必要はありません。
財務会社と統合される 「ロジスティック」 タイプの会社は、基本財務データを財務会社と共有する必要があります。
グループ会社
複数財務会社構造では、1 つの財務会社を財務グループ会社にする必要があります[グループ会社パラメータ (tfgld0501m000)] セッションで一部の基本財務データを指定します。グループの財務会社が財務グループ会社データを共有します。グループ会社の詳細については、『複数会社構造のユーザガイド (U9504 JA)』の 「複数会社構造」 章の 「財務グループ会社」 セクションを参照してください。
基本財務データを指定するには:
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会社を、データを指定する会社に変更します。会社を変更するには、[LN の [オプション] を選択し、[ ] をクリックします。] メニューで注:
この会社が、データがすでに指定されている会社とデータを共有している場合、このデータはすでに存在します。この場合、該当するステップをスキップできます。
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[期間 (tfgld0105m000)] セッションで現在の会計年度を定義します。次のステップを実行します。
- [ ] をクリックします。
- [期間タイプ] フィールドで、[会計] を指定します。
- 2014 などの年度を指定します。
- 適切なメニューから、[ ] を選択します。
- 会計年度および関連課税年度の終了日を指定します。
注:後で、このセッションを使用して、会計取引、レポート取引、税金関連取引の会計期間を定義します。
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財務会社ごとに、[会社パラメータ (tfgld0503m000)] セッションでグループ会社および履歴会社を指定します。履歴会社 (アーカイブ会社) を各財務会社にリンクする必要があります。
財務会社を 1 つのみ使用している場合、グループ会社は現在の会社と一致します。
この時点では、グループ会社および履歴会社のみを指定できます。後でこのセッションを再度実行して、さまざまな目的のために会社の会計オフィスおよび元帳勘定を入力する必要があります。
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[グループ会社パラメータ (tfgld0501m000)] セッションで使用するディメンションおよび会計期間の数を指定します。
単一財務会社構造では、財務会社がそのグループ会社になります。引き続き [グループ会社パラメータ (tfgld0101s000)] セッションでデータを入力します。
グループのすべての財務会社では、グループ会社用に定義するディメンションを使用します。最大 12 のディメンションを使用して、さまざまな視点から原価を分析できます。
LN では、会計期間を使用して会計取引がグループ化されます。[グループ会社パラメータ (tfgld0501m000)] セッションで、年度内の期間数を定義する必要があります。たとえば、52 (週次) のレポート期間、12 (月次) の会計期間、および 4 つ (四半期ごと) の課税期間を定義することができます。グループのすべての財務会社は、グループ会社に定義する会計期間を使用します。
- [期間 (tfgld0105m000)] セッションで、会計年度内の特定期間の終了日を定義します。[グループ会社パラメータ (tfgld0501m000)] セッションで指定した期間数分の終了日を指定します。
- 各財務会社の [期間状況 (tfgld0107m000)] セッションで取引を転記できる期間を定義します。各期間の状況は、それぞれ、買掛金や売掛金などのさまざまな LN 財務会計モジュールに対して指定できます。
[期間状況 (tfgld0107m000)] セッションでは、期間を自動的に追加できます。
- 期間タイプと年度を選択します。
- [LN により、すべての期間を自動的に挿入するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。 ] をクリックします。
- [ ] をクリックします。