追加の会社の作成

追加の会社と対応するデータベーステーブルを作成するには: 

  1. [会社 (ttaad1100m000)] セッションで、複数会社構造の残りの会社を作成します。各会社について、次の定義を行う必要があります。

    • 会社番号: この数値は、4 桁である必要があります。会社番号によって、データベースに保存されている会社とすべての会社データを一意に識別します。会社番号は選択可能です。
    • 会社が使用する週の最初の曜日: 複数会社構造のすべての会社で、日曜日や月曜日など、同じ曜日を最初の曜日として使用します。
    • 新規会社のデフォルト通貨: [一般単位 (ttaad1106m000)] セッションの通貨から選択できます。必要な通貨がまだ定義されていない場合は、通貨を定義できます。
    • 会社のパッケージコンビネーション: インストール済のパッケージ VRC を指定します。詳細については、『Infor Enterprise Server Administrator's Guide (U8854 US)』 の 「Version and Release Management」 の章を参照してください。

    適切なメニューから [ランタイムへ変換] を選択して、セッションを終了する前にデータをランタイムデータディクショナリに保存します。

  2. 複数のデータベースサーバを使用してシステムを設定する場合、次のセッションを使用する必要があります。

    • [データベース定義 (ttaad4510m000)] セッション: セッションの目的: データを含むすべての保管場所についてデータベースで定義します。マルチデータベースサーバシステムの詳細については、『User’s Guide for Multicompany Structures (U9504 JA)』で 「Multicompany Technical Issues」 章の 「Server configurations」 セクションを参照してください。
    • [データベース別テーブル (ttaad4111m000)]セッションの目的: どの必須テーブルがどのデータベースに保存されるかを決定するこのセッションでは、LN の監査ツールを有効化する必須テーブルについても定義できます。監査ツールにより、必須テーブルのすべてのパラメータの変更が記録されます。

    これらのセッションは、以下に対して実行できます。

    • 各会社
    • 同じデータベースタイプを使用するすべての会社の各データベースタイプ

    さまざまなパッケージコンビネーションを使用する会社を設定する場合は、パッケージコンビネーション/会社/データベースタイプごとにセッションを実行する必要があります。

    いずれのセッションでも、セッションを終了する前に、適切なメニューから [ランタイムへ変換] を選択して、ランタイムデータディクショナリにデータを保存します。

  3. [論理テーブル (ttaad4120m000)] セッションで論理テーブルを指定します。会社は任意で他のテーブルを共有できますが、複数会社構造の会社は一部のテーブルを共有する必要があります。このセッションを使用して、ある会社のテーブルを別の会社の物理テーブルにマッピングすることによって、会社間でテーブルを共有できます。詳細については、『User's Guide for Multicompany Table Sharing (U9505 US)』 を参照してください。
    • 適切なメニューから [ランタイムへ変換] を選択して、セッションを終了する前にデータをランタイムデータディクショナリに保存します。
  4. LN からログオフしてから、ユーザ [bsp] として再びログオンします。このようにして、仮想マシン (Bshell) でランタイムデータディクショナリから新規情報を読み取ります。この情報には、論理的にリンクされているテーブルに関する情報が含まれています。
  5. [テーブルの作成 (ttaad4230m000)] セッションで各会社のデータベーステーブルを作成します。会社が使用するすべての LN パッケージについてテーブルを作成します。LN では、前のステップで別の会社のテーブルに論理的にリンクしているテーブルは作成されません。

    • [作成] をクリックすると、[デバイスの選択 (ttstpsplopen)] セッションが開始されます。テーブル作成時に LN で生成されるレポートのデバイスを選択します。レポートを出力しない場合は、[D] と入力してレポートを画面に表示します。
    • [デバイスの選択 (ttstpsplopen)] セッションで [続行] をクリックして、テーブルを作成します。
    注: 

    LN では、2000 を超えるテーブルを作成します。この処理にはしばらく時間がかかることがあります。LN によりテーブルの作成が終了すると、メッセージが表示されます。

  6. 追加会社ごとに、[パラメータの初期化 (tcmcs0295m000)] セッションを実行して、すべてのパッケージについてパラメータの初期デフォルト値を設定します。