販売後サービスに関する販売とサービス間の拡張統合

品目は関連付けられた販売後サービスとともに販売できます。販売見積または終了販売オーダを使用して、品目後納入に適用可能な販売後サービスを指定できます。

次の販売後サービス関連の設定を品目に指定できます。

販売後サービスのアクションは、これらの設定に基づいて、納入済販売後サービスライン (品目) が処理されてサービスに適用されると実行されます。

マスタデータ

拡張統合を設定するには:

[販売見積パラメータ (tdsls0100s100)] セッションで拡張サービス統合チェックボックスをオンにします。
[販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで拡張サービス統合チェックボックスをオンにします。
[品目 - サービス (tsmdm2100m000)] セッションで、品目の納入後にサービスに処理チェックボックスをオンにします。
必要に応じて、[オーダタイプ (tdsls0694m000)] セッションで、[販売後サービスラインの処理 (tstdm2250m000)] セッションを活動としてオーダタイプに追加します。この活動の [自動] チェックボックスがオンの場合は、販売後サービスラインが自動的に処理されてサービスに適用されます。

[販売見積 (tdsls1600m000)] セッションで販売見積を指定して保存するか、[販売オーダ (tdsls4100m900)] セッションで販売オーダを指定して保存すると、販売後サービス (tstdm5600m000) セッションで品目の販売後サービスデータが生成されます。
[販売後サービス (tstdm5600m000)] セッションでデフォルトの販売後サービスデータを表示および修正するには、[販売見積 (tdsls1600m000)] または [販売オーダ (tdsls4100m900)] セッションの適切なメニューにある [販売後サービス] をクリックします。
販売後サービスライン (品目) の [処理状況] が [納入済] に設定されている場合は、販売後サービスラインの処理 (tstdm2250m000) セッションで、そのラインを処理してサービスに適用することができます。このセッションがオーダタイプに自動化された活動としてリンクされている場合、処理が自動的に実行されます。
販売済品目に指定した販売後サービスのアクションがサービスで実行されます。サービスで生成され、販売済品目にリンクされた販売後サービスデータを表示するには、処理済の販売後サービスラインを選択して、[販売後サービス (tstdm5600m000)] セッションの適切なメニューにある [結果] をクリックします。

[販売後サービス倉庫 (tstdm5600m100)] セッションを使用すると、販売見積およびオーダと関連状況について、販売後サービスデータの概要を確認できます。

品目は販売見積に基づいて納入できないため、販売後サービスアクションは販売見積について実行できません。ただし、販売見積の販売後サービスデータは、[販売見積の処理 (tdsls1200m000)] セッションでその販売見積が処理されてオーダに適用された場合には、販売オーダにコピーすることができます。
販売オーダラインに構成要素が含まれている場合、構成要素ごとに分割された販売後サービスラインが生成されます。
販売オーダラインにロットとシリアルセットが含まれる場合、このセットが販売後サービスラインにコピーされます。販売後サービスラインが処理されてサービスに適用されると、販売後サービスのアクションが実行される品目ごとに、ロットとシリアルセットが分割されます。
販売オーダラインに部分納入を適用できる場合は、生成された初回請求ラインによって、リンク済販売後サービスラインが [納入済] に設定されます。以降の納入/請求ラインでは、追加の販売後サービスラインが生成されます。
最終納入を完了したが、販売オーダラインに納入する数量がまだある場合、販売バックオーダを使用して新規の販売後サービスラインを生成します。