請求へ発行後の販売データの変更
販売請求データは、販売データを請求に発行した後で更新できる場合があります。
請求状況に応じて、次のデータを変更できます。
- 納入後の価格および値引の変更 (tdsls4122m000) セッションおよび販売請求書ラインの価格および値引の変更 (tdsls4132m000) セッションの販売オーダデータ
- 販売オーダ分割払 (tdsls4110m000) セッションの分割払データ
- リベート (tdcms2550m000) セッションのリベートデータ
販売請求データが変更されると、次のデータが自動的に更新されます。
- 請求の請求データ。これにより、販売請求書の状況が [確認済] になります。
- 取引先オーダ残高
販売オーダデータの変更
請求に発行された販売オーダラインのうち、販売請求書の状況が [確認済] または [保留] になっているものに関しては、次のセッションを使用して価格と値引を変更できます。
-
[納入後の価格および値引の変更 (tdsls4122m000)]
[オーダライン] タイプの販売オーダライン (合計ラインとしても知られる) の場合 -
[販売請求書ラインの価格および値引の変更 (tdsls4132m000)]
[オーダ/納入ライン] タイプおよび [バックオーダ] タイプの販売オーダラインの場合
販売請求書の状況は、[販売オーダラインモニタ (tdsls4510m100)] セッションおよび [販売オーダ実際納入ライン (tdsls4106m000)] セッションに表示される [納入後に価格変更可能] チェックボックスに関連しています。このチェックボックスの詳細は、次の表を参照してください。
活動 | 納入後に使用可能な価格変更 | 販売請求書の状況 |
---|---|---|
販売に販売オーダラインを入力する | No | 適用なし |
倉庫管理で出荷を確認するか、販売で納入をメンテナンスする | Yes | 適用なし |
販売で請求に発行する | Yes | 確認済 |
販売で販売 (請求) データを変更する | Yes | 確認済 |
請求で請求を構成する | No | 構成済 |
請求で請求を分解する | Yes | 保留 |
販売で販売 (請求) データを変更する | Yes | 確認済 |
請求で請求を構成する | No | 構成済 |
請求で請求を出力して転記する | No | 転記済 |
[納入後の価格および値引の変更 (tdsls4122m000)] セッションおよび [販売請求書ラインの価格および値引の変更 (tdsls4132m000)] セッションで、次のフィールドを変更できます。
- [価格]
- [値引率]/[ライン値引]
- [値引額]
- [値引コード]
- [金額]
分割払データの変更
[販売オーダ分割払 (tdsls4110m000)] セッションを使用すると、請求に発行され、請求書の状況が [確認済] または [保留] の分割払のデータを変更できます。
[販売オーダ分割払 (tdsls4110m000)] セッションで、次のフィールドを変更できます。
- [記述]
- [金額]
- [割合 ]
- [支払条件]
- [延滞金利]
- [支払方法]
請求書が請求で構成されると、決済された分割払ラインに連番が保存されます。請求書が出力されると、分割払ラインに請求書番号が保存されます。この番号は商品の請求番号になります。
リベートデータの変更
[リベート (tdcms2550m000)] セッションを使用すると、請求に発行され、請求書の状況が [確認済] または [保留] のリベートのデータを変更できます。
[リベート金額] フィールドを変更すると、[リベート (tdcms2550m000)] セッションで [リベート %] フィールドと [増大率 %] フィールドが自動的にゼロに変更されます。