マージン管理の概要
マージン管理を使用して、標準品目について作成された販売オーダと見積のマージンを管理できます。販売見積または販売オーダの正味価格が、定義されたマージンを超える場合、適切なアクションが実行されます。たとえば、オーダのマージンが上回る場合、オーダはブロックされます。
マージン管理の設定
マージン管理を使用するには、次のマスタデータを指定します。
- [販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)] セッションで、マージン管理に関する次のパラメータを指定します。
- マージン管理
- ヘッダの総マージンチェック
- ラインの総マージンチェック
- マージン管理の目標価格
- 事前定義保留理由 - マージン管理
- マージン管理パラメータ (tdsls0120m000) セッションで、販売オーダまたは見積が、指定されたマージンの範囲外になった場合に実行する必要があるアクションを指定します。
- 該当するオーダタイプに関して総マージン管理を実行する場合は、[販売オーダタイプ (tdsls0594m000)] セッションの総マージン管理チェックボックスをオンにします。
- マージンを超過したためにブロックされた販売オーダ/見積をユーザがブロック解除できるようにする場合は、[販売ユーザプロファイル (tdsls0139m000)] セッションのマージン保留オーダ発行可チェックボックスをオンにします。
[品目 - 販売 (tdisa0501m000)] セッションおよび [販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションで次の項目を指定します。
- 上限マージン (目標価格を超過できる割合)
- 下限マージン (価格が目標価格を下回ることができる割合)
マージン管理のタイプ
次のマージンタイプを指定できます。
- (価格) マージン管理
- 詳細レベルの総マージン管理
- ヘッダレベルの総マージン管理
詳細については、次のトピックを参照してください: マージン管理のタイプ
マージン管理の使用
マージン管理が導入されている場合は、販売オーダまたは見積を指定すると、いくつかのチェックが自動的に実行され、超過マージンが記録されます。
詳細については、次のトピックを参照してください: マージン管理の使用