販売組織データ

販売オーダタイプの指定

販売オーダタイプによって、オーダ手順に含まれる活動と、オーダ手順を実行する方法および順序が決定されます。販売オーダタイプが販売オーダにリンクされると、販売オーダは販売オーダタイプに定義された活動とオーダタイプに従って処理されます。

販売オーダタイプとそれらの活動を指定するには

1. 販売オーダタイプ (tdsls0594m000) セッションまたはオーダタイプ (tdsls0694m000) セッションで、販売オーダタイプを入力します。通常オーダタイプおよび特別オーダタイプを指定できます。多くの場合、特別オーダのオーダ手順は通常販売オーダとは異なります。

2. [オーダタイプ (tdsls0694m000)] セッションの [活動] タブで以下を指定します。

   • 実行する活動 (タスク)
   • これらの活動を実行する順序
   • 活動を自動で実行するか、それともマニュアルで実行するか。

詳細については、次のトピックを参照してください: フレキシブルな販売オーダ処理

販売オフィスの指定

販売オフィスにより、販売オーダ、契約、スケジュール、および販売見積を処理する場所が決まります。販売オフィスは、販売先取引先との取引を完了するのに必要です。1 つの会社にさまざまな販売オフィスを設定できます。販売オフィスを設定すると、ユーザプロファイルを定義できます。

販売オフィスを指定するには

1. 企業単位 (tcemm0630m000) セッションで販売オフィスを部署として定義します。
2. 販売オフィス固有のデータを販売オフィス (tdsls0512m000) セッションに指定します。部署がリンクされている企業単位は、販売オフィスの財務処理が転記される財務会社を示しています。販売オフィスと、販売オーダ、販売スケジュール、販売契約、または販売見積と組み合せて使用する場合、適用可能なシリーズフィールドに入力する必要があります。

サイト別販売データの指定

マルチサイトが導入されている場合、サイト固有の販売データおよびパラメータを指定できます。在庫チェックの設定、オーダ確定のリードタイム、バックオーダ確認の設定などのデータがこれに該当します。これらのデータおよび設定が会社全体で異なるか、グローバルな販売パラメータと異なる場合は、サイト別に販売データを指定する必要があります。詳細については、次のトピックを参照してください: 会社内のマルチサイト構造の設定

ユーザプロファイルの指定

ユーザプロファイルは、販売従業員のデフォルト情報を設定するために使用されるため、文書をより速く処理できます。販売ユーザプロファイル (tdsls0139m000) セッションでは、ユーザをログインコードごとに販売オフィス、オーダタイプ、倉庫にリンクできます。マルチサイトが導入されている場合、ユーザをサイトにリンクすることもできます。

ユーザが販売オーダ、販売契約、販売スケジュール、または販売見積を作成すると、ユーザプロファイルによりデフォルトが決定されます。これにより、販売関連の取引入力処理が高速化します。