代替および交換品目の定義

顧客に販売する品目に代替品目および交換品目を使用できます。

代替品目と交換品目の違いは以下のとおりです。

  • 代替品目とは、標準品目が在庫切れになった場合に販売できる品目です。1 つの標準品目に複数の代替品目を割り当てることができます。
  • 交換品目とは、販売が終了した品目に代わる品目です。交換の対象となる品目には、1 つの交換品目しか割り当てることはできません。

代替品目と交換品目はどちらも [代替品目 (tcibd0505m000)] セッションで定義します。品目は、[製品]、[購買]、[製造]、または [一般] のいずれかのタイプにする必要があります。

代替品目

品目の代替品目を定義するには、次の手順を実行します。

  1. [代替品目 (tcibd0505m000)] セッションを開始します。
  2. [代替品目 (tcibd0505m000)] セッションで、オリジナル品目を指定します。
  3. 代替品目 (tcibd0105s000) セッションで、オリジナル品目の 1 つまたは複数の代替品目を指定します。オリジナル品目の代わりに複数の代替品目を使用できる場合、優先順位 フィールドで、代替品目に優先順位を割り当てる必要があります。
  4. その他のフィールドに必要な値を指定します。
  5. 販売先取引先がオリジナル品目の利用可能数量と代替品目を組み合わせた出荷を承認した場合、[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションの複数代替品目の出荷可能チェックボックスをオンにします。

交換品目

交換品目をオリジナル品目の交換品として使用できます。通常、交換品目はオリジナル品目とプロパティが異なります。

たとえば、販売している機械の改良版を作成したとします。この古いバージョンと新規バージョンは品目コードが異なります。この場合、この新しい品目をオリジナル品目の交換品目として定義します。

品目には、1 つの交換品目しか割り当てることはできません。しばらくして交換品目自体をまた別の品目に交換する場合、交換品目に交換品目を定義できます。

品目に交換品目を定義するには、次の手順を実行します。

  1. [代替品目 (tcibd0505m000)] セッションを開始します。
  2. [代替品目 (tcibd0505m000)] セッションで、オリジナル品目を指定します。
  3. 代替品目 (tcibd0105s000) セッションの [代替品目] フィールドで、オリジナル品目の交換品目を指定します。
  4. [反転] チェックボックスと [交換可能] チェックボックスをオフにします。
  5. [置換] チェックボックスをオンにします。
  6. その他のフィールドに必要な値を指定します。

交換タイプ

[代替品目 (tcibd0505m000)] セッションの [交換タイプ] フィールドに、各代替品目と交換品目の交換タイプが表示されます。

昨年、品目 M0023 は品目 M0023A に置換されました。品目 M0023A は品目 M0023B に置換されました。

品目 M0044 を品目 M0023B の代替品目にして、M0023B が在庫切れになった場合に品目 M0044 を使用するように定義しました。品目 M0044 には交換関係はありません。

品目 交換タイプ
M0023 [交換済]
M0023A [交換済代替品目]
M0023B [代替]
M0044 [適用なし]