手数料およびリベートの引当
計算された手数料を財務会計に引き当てたり、計算されたリベートを請求に引き当てたり、これらを外部の会計パッケージに引き当てたりすることができます。
次の手順は、支払いの予約に利用できます。
- 財務会計または請求にリンクして引き当てる。この場合は、[手数料/リベートパラメータ (tdcms0100s000)] セッションの [手数料計算詳細] および [リベート計算詳細] タブにある [財務会計とリンク] チェックボックスがオンになります。
- 財務会計または請求へのリンクなしで引き当てる。この場合は、[手数料/リベートパラメータ (tdcms0100s000)] セッションの [手数料計算詳細] および [リベート計算詳細] タブにある [財務会計とリンク] チェックボックスがオフになります。
財務会計または請求にリンクして引き当てる手順
- この引当手順を始めるには、まず手数料およびリベートの計算のステップ 1 ~ 6 を完了する必要があります。ステップ 2 で、[手数料合意 (tdcms0635m000)] または [リベート合意 (tdcms0635m100)] セッションの [直接請求/引当] フィールドが [引当] に設定されていることを確認します。
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手数料/リベートを承認した後、引当手数料/リベートの予約および確認 (tdcms2202m000) セッションを使用してこれらを引き当てる必要があります。
- [関係タイプ] が [顧客] または [発注先] の場合は、手数料/リベートの状況が [引当済] に変わります。
- [関係タイプ] が [従業員] の場合は、手数料の状況が [クローズ] に変わります。これは、従業員への手数料を給与管理部署が直接処理するためです。詳細については、次のトピックを参照してください: 従業員への手数料の支払
- 引当手数料/リベートをチェックする場合は、引当手数料/リベートリストの出力 (tdcms2404m000) セッションを使用します。
- 引当手数料/リベートの予約および確認 (tdcms2202m000) セッションの [引当手数料/リベートを承認]チェックボックスをオンにして、引当手数料/リベートを承認します。これにより、手数料/リベートの状況が [引当承認済] に設定されます。
- 引当手数料/リベートの出力 (tdcms2403m000) セッションで、承認済の引当手数料/リベートを出力します。これにより、手数料/リベートの状況が [準備完了] に設定されます。
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請求への手数料/リベートの発行 (tdcms2201m000) セッションで、次の操作を行います。
- 引当手数料を財務会計に発行する
- 引当リベートを請求に発行する
これにより、状況が [クローズ] に設定されます。
注:
手数料/リベートの状況が [引当済] および [引当承認済] になるのは、[財務会計とリンク] がある場合に限ります。
財務会計または請求へのリンクなしで引き当てる手順
- この引当手順を始めるには、まず手数料およびリベートの計算のステップ 1 ~ 6 を完了する必要があります。ステップ 2 で、[手数料合意 (tdcms0635m000)] または [リベート合意 (tdcms0635m100)] セッションの [直接請求/引当] フィールドが [引当] に設定されていることを確認します。
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- [関係タイプ] が [発注先] または [顧客] の場合は、引当手数料/リベートの出力 (tdcms2403m000) セッションを使用して、手数料/リベートの請求書を出力します。これにより、手数料/リベートの状況が [クローズ] に設定されます。
- [関係タイプ] が [従業員] の場合は、従業員引当手数料の終了 (tdcms2102m000) セッションを使用して、手数料を [クローズ] に設定します。これで、従業員への手数料の支払が LN の外部で実行されます。