製造作業に対する品質管理の使用
作業に対する品質管理
工程管理モジュールで作業用に品質を使用すると、LN では作業ごとに検査オーダが作成されます。これらの検査オーダによって、半組立品のテストが指定されます。
工順作業に関して工程管理モジュールと品質間の相互作用を決定する方法を、次の 4 つのなかから選択できます。
- 半組立品を検査するが、検査オーダによる影響を作業に及ぼさない (方法 A)。
- 部分組立品の検査完了後にはじめて、作業完了のレポートをユーザに許可する。ただし、完了数量または不合格数量は、テストの結果に関係なく自由にレポートできるようにする (方法 B)。
- 部分組立品の検査完了後にはじめて、完了数量または不合格数量のレポートをユーザに許可する。検査の結果として推奨される完了数量および不合格数量を提示する (方法 C)。
- 部分組立品の検査完了後にはじめて、完了数量または不合格数量のレポートをユーザに許可する。検索の結果、完了数量および不合格数量を特定する。これらの数量の修正をユーザに許可しない (方法 D)。
完了レポートの結果
選択された方法の判別には、[作業の完了レポート (tisfc0130m000)] セッションの次のフィールドが使用されます。
- [完了 数量]
- [仕損数量]
- [検査予定 数量]
方法 C または D (上述) を選択した場合を除き、[完了 数量] フィールドおよび [仕損数量] フィールドにデータを入力する必要があります。
半組立品の検査完了後にはじめて完了数量または不合格数量のレポートをユーザに許可する場合 (方法 C および D)、次のようになります。
- [完了 数量] フィールドおよび [仕損数量] フィールドがブロックされる。
- [検査予定 数量] フィールドへのデータ入力が可能になる。
- 品質で検査オーダが処理されると、その検査結果が [完了 数量] フィールドおよび [仕損数量] フィールドに追加される。
方法 C を適用した場合でも、検査オーダのクローズ後に [完了 数量] フィールドおよび [仕損数量] フィールドを修正することができます。
注:
方法 A を選択した場合、検査オーダクローズ後に完了数量または不合格数量の変更を試みると、検査オーダを再び開く必要があるかどうか尋ねるメッセージが表示されます。
方法 B、C、D を選択した場合、検査オーダクローズ後に完了数量または不合格数量の変更を試みると、新たに検査オーダが生成されます。
- 作業の検査方法を設定するには