検査オーダサンプル (qmptc2110m000)

セッションの目的: サンプルをメンテナンスします。保管検査オーダが作成されてから検査が行われるまでに、品目の在庫全体を表すサンプルを抽出する必要があります。

複数のサンプルを抽出することは可能ですが、これらサンプルの合計数量は [テストグループ (qmptc0136m000)] セッションで検査オーダに対して指定されたサンプルサイズを超えることはできません。検査オーダを完了するためには、合計のサンプル数量はサンプルサイズと同じでなければなりません。

サンプルを設定したら、検査オーダを完了するために次のセッションを使用してください。

  • [検査オーダテストデータ (qmptc1115m000)] または [シリアル番号別サンプルテストデータ (qmptc1116m000)]
  • [オーダ検査の完了/処理 (qmptc1202m000)]
  • [検査オーダの処理 (qmptc1204m000)]
検査オーダ

購買、製造または販売される製品の検査を構造化するために使用されるオーダ

最大サイズ

サンプル数量の最大サイズはテストタイプによって異なります。

100 % または [単一サンプリング]:

  • [最大サイズ] = 「[サンプルサイズ]」

[連続サンプリング]:

  • [最大サイズ] = ( [オーダ数量] ÷ [頻度] ) x [サンプルサイズ]

連続サンプリングのサンプルはサンプルサイズと同じです。

合計数量

すべてのサンプル合計数量。結果的に、この数量はサンプルサイズと同じになる必要があります。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
発生元オーダ連番

検査オーダの連番で、この連番を基準に複数のサンプルについて特徴がテストされます。

サンプル

合計 (オーダ) 数量から取り出した小さな数量。オーダ数量の品質を表します。

倉庫

商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。

保管場所

商品を保管する、倉庫内の独立した場所

倉庫は、利用可能スペースの管理や、保管されている商品の照会のために、複数の保管場所に分割することができます。保管条件およびブロックは保管場所ごとに適用できます。

ロット

特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。

日付

保管時に品目に割り当てられる日付。在庫日付を使用すると、大規模なロット管理を実施しなくても FIFO (先入れ先出し) または LIFO (後入れ先出し) に基づいて品目を取り出すことができます。

在庫日付は、後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位、または品目の製品有効期限に使用されます。

後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位では、在庫日付のデフォルトはシステム日付です。しかし、この日付は上書きできるので、在庫日付は保管日付と同じである必要はありません。品目に特定の保存期間がある場合、在庫日付は品目について定義された製品有効期限です。

テスト数量

サンプル数量のうち 1 回にテストされる数量

例: サンプル数量が 5kg でテスト数量が 1kg の場合は一度に 1kg ずつテストされます。

注: 

それぞれのテスト数量について、[検査オーダテストデータ (qmptc1115m000)] セッションまたは[シリアル番号別サンプルテストデータ (qmptc1116m000)] セッションでテスト結果を入力することができます。

サンプル数量

通常、特定のオーダ数量から抽出したサンプルの全数量を一括してテストすることはありません。サンプル数量とは、そのような場合にサンプルサイズの全数量のうち一括でテストされる実際の数量を意味します。

サンプル時間

サンプルが取得される日付

テストデータ

このチェックボックスがオンの場合、テストデータを使用できます。