検査オーダ (qmptc2100m100)
セッションの目的: 品目の保管検査オーダの定義および修正を行います。
- オーダ
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購買、製造または販売される製品の検査を構造化するために使用されるオーダ
- 標準テスト手順
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品目の品質要件の確認に必要なデータがリンクしているコード。同じ品質標準についてテストを行う必要のある製品グループに対して同一の標準テスト手順を使用できるため、標準テスト手順を使用すると時間を大幅に節約することができます。
- テストグループ
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オーダ数量をテストするためのサンプルの取得頻度、およびサンプルサイズの定義
- テストタイプ
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オーダ数量からのサンプル取出方法
指定可能な値
- 連続サンプリング
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このタイプのサンプリングは大量生産の場合にのみ行われ、処理の管理に使用されます。特定の間隔ごとに、サンプルサイズと同じ大きさのサンプルが抽出されます。製造を続行するか、または停止して修正措置を行うかの判断は、サンプルの品質にもとづいて行われます。このテストタイプは、次のフィールドにデータを入力する必要があります。
- - [頻度単位]
- - 数量
- 100
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すべての品目が検査されます。サンプルサイズとオーダ数量の数値は同一になります。
- 単一サンプリング
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オーダ数量全体に対し、1 サンプルが検査されます。
- 頻度
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頻度単位で示される 2 つのサンプル間の間隔
説明: 次の例では、1 つの新規サンプルについて、100 個ごとに 10 個が抽出されます。この例では、10 個で構成されるサンプル数は 11 となります。
例
サンプル 10 個 頻度 100 個 オーダ数量 1150 個 注:オーダ数量が頻度数量を下回っている場合 (オーダ数量が 40 で、頻度数量が 50 である場合など)、検査手順を続行することはできません。このような場合、サンプルを生成することができないため、頻度数量を少なくする必要があります。
- 頻度単位
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サンプルサイズを示す単位
注:頻度単位と、オーダ数量の単位は同じである必要はありません。ただし、同じでない場合は変換係数が正しくなければなりません。
- 割合
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サンプルサイズは、テスト対象となる合計数量です。このフィールドでは、サンプルサイズはオーダ数量または頻度の割合で表されます (テストタイプとして[連続サンプリング]を選択している場合)。
- サンプルサイズ
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サンプルサイズは、オーダ数量のうちテスト対象となるすべてのサンプルの合計数量で、サンプルサイズの単位で表されます。このフィールドでは、数量は固定数量で表されます。
- サンプル単位
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サンプルサイズの単位
- 所有者
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検査オーダを担当する所有者。