検査オーダサンプル (qmptc1110m000)

セッションの目的: 検査オーダのサンプルサイズに基づいて、サンプルをメンテナンスします。すべてのサンプル数量の合計は、[最大サイズ] を超えることはできません。

検査オーダが作成されてから検査が行われるまでに、オーダ全体またはバッチ全体を表すサンプルを抽出する必要があります。

複数のサンプルを抽出することは可能ですが、これらのサンプルの合計数量は、検査オーダに対して指定されたサンプルサイズを超えることはできません。検査オーダを完了するためには、合計のサンプル数量はサンプルサイズと同じでなければなりません。

[検査オーダ (qmptc1100m000)] セッションで検査をメンテナンスしてから、サンプルをメンテナンスする必要があります。テストデータがすでに入力されているサンプルを修正することはできません。

検査オーダ

購買、製造または販売される製品の検査を構造化するために使用されるオーダ

検査オーダ

検査状況は、検査オーダの現在の状況を示します。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
注: 
  • 標準品目は品目コードで表されます。
  • セグメント品目は、プロジェクトコードセグメントと品目ベースセグメント (カスタマイズ品目の品目コード) から構成されています。構成できる品目のセグメントは[品目コードセグメント (tcibd0500m000)] セッションで定義されます。
注: 

品目 (このセッションで定義される) の品質組合せは、品目が属する品質グループの品質組合せよりも優先されます。

最大サイズ

サンプル数量の最大サイズはテストタイプによって異なります。

- 100% または[単一サンプリング]:

[最大サイズ] = [サンプルサイズ]

- [連続サンプリング]:

[最大サイズ] = ([オーダ数量] ÷ [頻度]) x [サンプルサイズ]

連続サンプリングのサンプルはサンプルサイズと同じです。

サンプル単位

品目または商品を管理する物理量。たとえば、木材の数量は、メートル単位で長さまたは体積の単位でボリュームとして表すことができます。

合計数量

すべてのサンプル合計数量。結果的に、この数量はサンプルサイズと同じになる必要があります。

サンプル

合計 (オーダ) 数量から取り出した小さな数量。オーダ数量の品質を表します。

テスト数量

サンプル数量のうち 1 回にテストされる数量

例: サンプル数量が 5kg でテスト数量が 1kg の場合は一度に 1kg ずつテストされます。

サンプルサイズ

通常、特定のオーダ数量から抽出したサンプルの全数量を一括してテストすることはありません。サンプル数量とは、そのような場合にサンプルサイズの全数量のうち一括でテストされる実際の数量を意味します。

日付

サンプルが抽出された日付

発生元

検査オーダが関係する統合モジュールまたは統合パッケージ

発生元オーダ

検査の発生元のオーダ番号

発生元オーダ

検査オーダのリンク先のオーダの番号

この番号には、次のようなものがあります。

  • 販売オーダラインの位置番号
  • 購買オーダラインの位置番号
  • 部品表内の位置番号
  • 発生元が工順 (TI) である場合は、作業番号