発送前登録

適合文書登録のマニュアル作成は、発送前登録を導入するために使用します。場合によっては、商品の発送前に適合文書を送付するように顧客が要求することがあります。発注先が文書を確認すると、適合登録の詳細が更新されます。

発送前登録の導入

  1. [テストの組合せ (qmptc0119m000)] セッションで、指定の品目または品質グループに対するテストの組合せを作成します。

  2. [購買オーダ (tdpur4100m900)] セッションまたは [販売オーダ (tdsls4100m900)] セッションで、指定の組合せに対する購買オーダを作成します。

  3. オーダを承認し、倉庫管理にオーダを発行します。

  4. [適合文書登録 (qmptc1650m000)] セッションで、次の操作を行います。

    • 発生元を購買/販売、オーダ発生元を購買/販売オーダに設定して、新規登録を作成します。[注意]: 購買オーダの発送前登録は、購買オーダラインの状況が 「倉庫管理へ発行済」 の場合にのみ作成できます。
    • 適合のデフォルト値は、[購買オーダライン (tdpur4101m000)] セッションまたは [販売オーダライン (tdsls4101m900)] セッションから取得されます。
    • デフォルトは、適合コードにリンクされている適合文書です。(詳細については、ロット品目およびシリアル番号付品目に要する文書数を参照)。
    • 文書のデフォルトの状況は 「オープン」 です。
    • [文書番号] フィールドに文書を指定します。文書を指定すると、[文書状況] が [事前登録済] に設定されます。
  5. 文書の確認後、文書を次の状況に設定できます。

    • 事前承認済: 文書が仕様に適合している場合
    • 事前承認なし: 文書が仕様に適合していない場合
    • 取消済
  6. [倉庫検査 (whinh3622m000)] セッションで、次の操作を行います。

    • [適合レポート] フィールドの適合コードを確認します。承認済購買オーダが倉庫管理で処理されると、このコードがデフォルト値になります。
    • [詳細] をクリックして、コードにリンクされた適合文書を確認します。

    [注意]: このセッションの [適合文書の受入] チェックボックスは無効です。

  7. [検査オーダ (qmptc1100m100)] セッションの検査オーダテストデータラインの文書番号のデフォルト値は、適合登録から取得されます。

  8. テストデータラインに指定された文書番号が、適合文書登録の文書番号と一致する場合、状況が 「照合済 (事前検査)」 に設定されます。

    [注意]: 指定された文書番号が、[適合文書登録 (qmptc1650m000)] セッションに指定された文書と異なる場合、検査オーダに指定された文書番号で適合文書の文書番号が上書きされ、文書の状況が 「照合済 (事前検査)」 に設定されます。

  9. [検査オーダ (qmptc1100m100)] セッションで、テスト結果を指定し、検査オーダを完了します。適合登録のテスト結果が更新されます。

  10. [オーダ検査 (qmptc1620m000)] セッションで、オーダ検査を完了し、処理します。

  11. [倉庫検査 (whinh3622m000)] セッションで、個々の倉庫検査ラインの [適合文書の受入] チェックボックスがオンになっていることを確認します。この適合のチェック後に、倉庫管理でこの倉庫検査オーダが処理されます。