複数製造元品目の設定と使用

複数製造元品目の設定

複数製造元品目を設定するには

  1. [品目 (tcibd0501m000)] セッションで、品目のデフォルト製造元を指定します。[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションの [複数製造元品目] チェックボックスがオフの場合、この製造元が、品目 - 購買取引先の組合せの唯一有効な製造元です。
  2. [品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションの設定は次のとおりです。

    • 複数製造元品目 チェックボックスをオンにします。
    • 必要な場合、変更オーダ別発効日チェックボックスをオンにします。
    • 必要な場合、複数変更オーダチェックボックスをオンにします。
    • [複数製造元品目チェック] フィールドで、製造元の有効性 (状況) をチェックするセッションを選択します。
  3. 製造元 (tcmcs0160m000) セッションで、製造元に関する情報を入力し、製造元に状況を割り当てます。
  4. 品目 - 製造元 (tdipu0130m000) セッションで、品目 - 製造元の組合せを指定します。セッションの目的: この品目の供給が承認されているさまざまな製造元を指定します。データ管理を使用しない場合は、このセッションで品目 - 製造元の組合せの有効日と有効期限を入力できるほか、品目 - 製造元の組合せを承認できます。データ管理を使用する場合、変更管理で変更オーダを作成して品目 - 製造元の組合せの有効性を変更するか、[変更オーダ (dmchm0150m005)] セッションで品目 - 製造元の組合せを承認する必要があります。
  5. 品目 - 製造元および取引先 (tdipu0135m000) セッションで、品目に関して、製造元がどの購買取引先から納入できるかを指定します。承認済の品目 - 製造元の組合せを指定するか、品目 - 製造元の組合せについて承認済の購買取引先を選択することのみが可能です。
注: 
  • 製造元から直接品目を調達する場合、製造元を購買元取引先としても定義する必要があります。
  • [品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションで、品目 - 購買取引先の組合せに優先製造元を入力できます。

複数製造元品目の使用

  • 購買要求

    [購買要求ライン (tdpur2502m000)] セッションで複数製造元品目を指定するとき、製造元には [品目 (tcibd0501m000)] セッションで指定した製造元からデフォルト値が取得されます。品目 - 製造元の組合せは、承認済はまたは未承認のいずれかに設定できます。ブロックされている製造元は使用できません。ただし、[購買要求ライン (tdpur2502m000)] セッションの [製造元] フィールドから [品目 - 製造元 (tdipu0130m000)] セッションにズームすれば、承認済または未承認の品目 - 製造元の組合せのリストから別の製造元コードを選択できます。要求をオーダに変換する前に、製造元の有効性がチェックされます。

  • 購買オーダ

    [購買オーダライン (tdpur4101m000)] セッションで複数製造元品目を指定するとき、製造元には [品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションで指定した製造元からデフォルト値が取得されます。この [製造元] フィールドが空の場合、[品目 (tcibd0501m000)] セッションから製造元のデフォルト値が取得されます。オーダラインで使用できるのは、承認済の品目 - 製造元の組合せのみです。ただし、[購買オーダライン (tdpur4101m000)] セッションの [製造元] フィールドから [品目 - 製造元 (tdipu0130m000)] セッションにズームすれば、承認済の品目 - 製造元の組合せのリストから別の製造元コードを選択できます。

  • 倉庫入庫

    倉庫管理[入庫ライン (whinh3112s000)] セッションで品目を入庫するとき、[製造元] の有効性がオーダ日でチェックされます。製造元が入庫日では有効ではないがオーダ日では有効である場合、商品を入庫することができます。品目の承認済の製造元をマニュアルで指定することもできます。