購買オーダの統合

[作成済] 状況の購買オーダは、統合できます。

購買オーダを統合するには、[購買オーダ (tdpur4100m000)] セッションまたは [購買オーダ (tdpur4100m900)] セッションの適切なメニューで [購買オーダの統合] をクリックします。この結果、購買オーダの統合 (tdpur4210m000) セッションが開始され、選択範囲を入力できます。

統合処理が次のステップで実行されます。

  1. ヘッダレベルの統合

    [購買オーダの統合 (tdpur4210m000)] セッションで [統合] チェックボックスをオンにすると、各購買オーダの購買オーダヘッダフィールドが比較されます。ヘッダフィールドが一致する場合、最初に、対応するラインが 1 つの新しいヘッダに書き込まれます。この処理は、次のヘッダについても繰り返されます。ヘッダフィールドが一致する場合、このヘッダが前に作成されたヘッダにコピーされます。フィールドが一致しない場合は、新しいヘッダが作成されます。この処理は、その後の各ヘッダについても繰り返されます。

  2. ラインレベルの統合

    オーダヘッダの比較後、ラインは購買オーダラインフィールドに従ってソートされます。たとえば、[品目]、[支払]、および [支払条件] が同じラインは 1 つのラインに統合され、オリジナルの要求ラインがライン詳細として保存されます。詳細フィールドのみが異なるラインは同じ位置に統合されますが、ラインごとにリンクされるラインデータが異なるため、異なる連番となります。

    購買オーダラインがプロジェクトペグされる場合、購買オーダラインの統合はプロジェクトの組合せチェックを前提とします。プロジェクトペグに関する統合ルールは、共通情報の 「プロジェクトペギング」 で指定でき、そのルールによって、異なるペグを持つラインを 1 つの購買オーダラインに統合可能かどうかが決まります。

    購買オーダに指定した価格は、統合処理時に上書きされます。有効な価格/値引構造がオーダラインにリンクされている場合、オーダラインのライン詳細の合計数量について、価格設定から価格が取得されます。オーダラインの有効な価格/値引構造を定義していない場合、品目購買データから価格が取得されます。

    購買契約にリンクされている購買オーダラインを統合する場合、同じ契約にリンクされているラインが統合されます。統合オーダラインの価格は、契約の有効な購買契約価格改訂から取得されます。有効な契約価格改訂が定義されていない場合は、品目購買データから価格が取得されます。

  3. 承認

    ラインとヘッダレベルの両方の統合を実行してから、統合オーダを承認する必要があります。次に、オリジナルオーダが削除され、関連する LN モジュールが新しいオーダ番号で更新されます。これにより、これらのモジュールのリンクされているオーダラインデータの状況は、[承認済] になります。