購買オーダ - オプション処理

購買オーダへの輸入仕入原価の追加

すべての調達原価を正しく把握できるように、購買価格だけでなく、輸入仕入原価も購買オーダにリンクできます。

詳細については、次のトピックを参照してください::

• 輸入仕入原価 – 概要
• 輸入仕入原価 – オーダ

追加情報フィールド

追加情報フィールドを定義できます。購買オーダに含まれる追加情報は、倉庫管理の出庫伝票と入庫伝票に転送されます。詳細については、次のトピックを参照してください: 調達の追加情報フィールド

購買オーダのアーカイブと削除

購買オーダの削除 (tdpur4224m000) セッションは、購買オーダデータおよび購買オーダラインデータの削除またはアーカイブを行うために使用します。

購買オーダのブロック

オーダブロックが有効になっている場合は、購買オーダと購買オーダラインをブロックすることができます。

購買オーダと購買オーダラインは、マニュアルでブロックできますが、コンプライアンスチェックで不合格となった場合には自動的にブロックされます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 購買オーダのブロック

入庫または消費後の価格および値引の変更

• 入庫後

  [入庫後の価格および値引の変更 (tdpur4122m000)] セッションでは、商品の入庫後に価格や値引を変更できます。

• 消費後

  [入庫後の価格および値引の変更 (tdpur4122m000)] セッションと [購買買掛入庫の価格および値引の変更 (tdpur4132m000)] セッションでは、商品の消費後に価格や値引を変更できます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 入庫後または消費後の価格または値引の変更

購買オーダの統合

購買オーダの数を減らして、利用可能な最も良い価格および値引を取得する場合、購買オーダを統合できます。統合により、異なるソースから生成されたさまざまな購買オーダを 1 つの購買オーダにまとめることができます。

詳細については、次のトピックを参照してください::

• 購買オーダの統合の概要
• 購買オーダの統合

購買オーダのコピー

購買オーダのコピー (tdpur4201s000) セッションを使用すると、既存の購買オーダを新しい購買オーダにコピーできます。実際のオーダまたはオーダ履歴からコピーできます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 購買オーダのコピー

購買オーダからの輸送オーダの生成

輸送は、輸送要件を処理するパッケージです。調達では、商品の輸送を請け負うことがあり、結果として発注先から商品を収集する必要があるため、購買オーダから輸送オーダを生成できます。商品の輸送が発注先の責任ではない場合、発注先は商品を輸送可能にしておく日付を知っておく必要があります。このため、購買オーダの計画積込日を、発注先から商品を集荷する出荷日と見なす必要があります。

輸送と調達の統合には、次のトピックが含まれます。

• 輸送オーダ管理と調達の統合

  輸送オーダは、計画時と実行時に状況がよく変化します。調達に輸送オーダ作成の責任がある場合、出荷と積荷の進捗状況が交換可能になり、輸送と調達の間で情報の共有が可能になります。

• 輸送請求と購買請求の統合

  運送業者に支払わなければならない輸送レートは、輸送費と呼びます。取引先への輸送費の請求は、次の項目に基づいて実行できます。

  • [輸送費]
  • [輸送費 (更新可能)]
  • [クライアントレート]

詳細については、次のトピックを参照してください::

• 輸送オーダ管理と調達の統合
• 輸送請求と購買請求の統合

作業オーダまたはサービスオーダからの購買オーダの生成

デポ修理およびフィールドサービスを使用すると、部品のメンテナンス、修理、またはアップグレードができます。統合は、サービスと調達の間で利用可能で、修理部品を購入したり、メンテナンス、修理、またはアップグレードを外注したりできます。

次のデポ修理プロセスおよびフィールドサービスプロセスがサポートされています。

• 追加部品の購入
• 外注活動の購入

いずれの場合でも、部品の購入または外注の調達のために購買オーダを生成する必要があります。

詳細については、次のトピックを参照してください::

• 追加部品の購入
• 調達におけるサービス外注

バックオーダの処理

購買オーダ上の商品の一部だけが入庫した場合や、どの商品も入庫しなかった場合は、バックオーダを作成できます。

次の場合、バックオーダとなることがあります。

• 納期の時点で、購買オーダラインの入庫数量がオーダ数量より少ない
• 商品の入庫数量 (一部) が検査中に不合格になる
• 入庫数量とオーダ数量は等しいが、ユーザがバックオーダ数量をゼロよりも大きな値に変更している

詳細については、次のトピックを参照してください: 購買バックオーダ

返品オーダの処理

返品オーダは、返品出荷がレポートされる購買オーダです。返品オーダにはマイナスの金額のみを指定できます。購買返品オーダを使用して、発注先に棚卸単位 ([返品在庫]) または不合格商品 ([返品不合格品]) を返品できます。

オーダタイプが [返品不合格品] の購買オーダは、常に倉庫管理から自動生成され、隔離検査在庫を返します。

詳細については、次のトピックを参照してください: 購買返品オーダ

購買オーダの輸入コンプライアンス

グローバル貿易コンプライアンスが輸入文書に適用されている場合は、輸入コンプライアンス情報が有効であることと必須のライセンスが用意されていることを確認するために、購買オーダが検証されます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 購買オーダの輸入コンプライアンス

購買オーダの信用状

信用状 (L/C) を使用して支払う場合、輸入または国内購買の信用状が購買オーダまたは購買オーダラインにリンクしている必要があります。

信用状にリンクしているオーダまたはオーダラインは、承認済の信用状にリンクしている場合のみ承認できます。発行するには、オーダまたはオーダラインが、状況が [発行済] の信用状にリンクしている必要があります。これは、発行銀行がこの信用状を通知銀行に発行したことを表します。

詳細については、次のトピックを参照してください: 信用状および輸入信用状手順

購買オーダの資材価格

資材価格パラメータ (tcmpr0100m000) セッションの [調達の資材価格設定] チェックボックスがオンの場合、資材価格設定マスタデータの設定後に資材価格情報を取得し、購買オーダラインの資材価格を計算できます。

リンクされた資材価格情報は、資材価格情報 (tcmpr1600m000) セッションで表示できます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 資材価格情報 – 購買オーダ

クレームの出力

場合によっては、入庫処理時に入庫した数量が梱包票数量と一致しないことがあります。発注先が、梱包票の数量より少ない数量を実際に出荷した場合、クレームの出力 (tdpur4420m000) セッションでクレーム票を出力できます。

購買請求書の出力

購買オーダ手順のうち、購買請求書の出力 (tdpur4404m000) セッションでの購買請求書の出力はオプションです。この請求書は、システム内のデータと、購買元取引先から受け取ったデータ (請求書) を比較する目的で使用します。

督促状の出力

購買オーダ督促状の出力 (tdpur4403m000) セッションを使用すると、督促状を出力し、未納入の購買オーダについて取引先に通知できます。

プロジェクトペギング

プロジェクト原価を購買オーダにペギングできます。購買オーダの品目にペグが必要な場合、ペグ配分を購買オーダにリンクする必要があります。ペグ配分では、親ビジネスオブジェクトの所要数量が、プロジェクト/予算、プロジェクト要素、および/またはプロジェクト活動の組合せの配分ラインに配分されます。たとえば、購買オーダラインのオーダ数量をペギングするために配分を使用する場合、商品の購買および原価の記帳は、これらのプロジェクト、要素、および活動を対象に行われます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 調達のプロジェクトペギング

購買オーダの遡及請求

再交渉により価格変更を購買契約や品目に行う場合、遡及請求機能を使用して、購買オーダに従い以前に請求した品目を請求し直すことができます。価格差は、オーダの購買買掛入庫に基づく価格変更通知ラインによって処理します。価格変更勧告ラインの承認および処理後、オーダに追加の (遡及処理) 買掛入庫ラインが生成されます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 調達での遡及請求

直送オーダの指定

販売オーダまたはサービスオーダ上で、販売商品を直送するかどうかを指定できます。直送の場合は、販売オーダまたはサービスオーダに基づいて購買オーダが作成されます。購買元取引先は商品を販売先取引先に直接納入するので、倉庫管理は関係しません。

詳細については、次のトピックを参照してください::

• 直送販売オーダ
• 直送サービスオーダ

発注先段階的支払の指定

発注先段階的支払によって、顧客はオーダした商品が購買オーダに基づいて実際に納品される前または後に発注先へ支払を行うことができます。支払は一定期間にわたって行い、特定の日付に発注先に支払う必要があります。購買オーダ品目の請求フローは、その商品フローからは切り離されています。

発注先段階的支払は、長い納期、高価値、多くの設計、および固定価格といった特徴を持つ品目の場合に有用です。発注先が商品の入庫前に特定のタスクを完了する必要があるような場合に (たとえば設計文書やテスト結果の提供など)、その日付およびイベントを段階的支払に含めることができます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 発注先段階的支払

静的クロスドッキング

在庫がない既存の販売オーダを処理する場合は、入庫場所から発送確定保管場所に入庫商品をすぐに移動させて出庫できます。この処理を開始するには、クロスドッキングオーダを生成する必要があります。

詳細については、次のトピックを参照してください: 静的クロスドッキング

外注

調達で、外注用のさまざまな購買伝票を作成できます。外注処理を開始するには、購買オーダが必要です。

次の外注タイプを使用できます。

• 作業外注
• 品目外注
• 未計画の外注
• サービス外注

詳細については、次のトピックを参照してください: 調達における外注

変更要求の使用

変更要求は、購買オーダが最初に承認または出力された後に、購買オーダ (および関連データ) を適切な手順で更新するために使用します。未決済変更要求は、一度に 1 つずつ購買オーダに適用できます。新しい変更要求は、前の改訂が処理されたか取り消された後にのみ作成できます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 変更要求 - 概要

委託在庫の使用

購買オーダ手順で委託在庫を使用する場合、委託在庫の処理方法を指定できます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 販売と調達における委託

顧客支給資材の使用

顧客または発注先が特定の顧客品目の製造に必要な資材を支給できるようにするには、[顧客支給資材] を導入します。販売オーダの需要に基づき、[顧客支給資材] タイプの購買オーダがオーダ計画によって生成されます。この購買オーダは、顧客品目を製造するために製造オーダによって必要とされる顧客支給資材のコールオフに使用されます。購買オーダは需要オーダの需要ペグを継承します。

詳細については、次のトピックを参照してください: 販売および調達における顧客支給資材

価格ステージの使用

価格ステージは、価格交渉処理のフェーズに基づいて価格を分類する場合に使用できます。価格が最終ではない限り、価格ステージを使用してオーダ処理の継続を許可したり、この処理の間に実行できる活動を制限したりします。価格ステージにリンクされているブロック定義は、購買オーダラインのブロックや、シグナルメッセージの表示が必要なフェーズを決定します。

詳細については、次のトピックを参照してください: 価格ステージ - 概要