変更要求 - 購買契約

変更要求機能が購買契約に導入されている場合、購買契約とその関連データを更新するには変更要求が必要です。変更要求はオリジナルおよび実際の購買契約 (関連する情報をすべて含む) のコピーであり、新規の伝票に追加され、新規の伝票番号が割当てられます。

変更要求は、購買契約が有効化された後に必要になります。したがって、変更要求は状況が [有効] の契約を更新するためだけに使用されます。変更要求を使用する場合、購買契約は、無効化することができないため、終了するしかありません。変更要求を使用しない場合、契約を更新するには、[有効] 契約をまず無効化します ([フリー] に設定します)。

未決済変更要求は、一度に 1 つずつ購買契約に適用します。新しい変更要求は、前の改訂が処理されたか取り消された後にのみ作成できます。

変更要求の機能を使用して購買契約データを修正するには:


  1. [購買契約パラメータ (tdpur0100m300)] セッションの設定は次のとおりです。

    • 変更要求 チェックボックスをオンにします。
    • 購買契約変更要求のシリーズシリーズフィールドで指定します。
    • オプションで、購買契約変更要求の自動処理チェックボックスをオンにします。
  2. [購買契約 (tdpur3600m000)] セッションの [変更要求の開始] をクリックして、購買契約変更要求 (tdpur3600m100) セッションを開始します。変更要求の状況が [作成済] に設定されます。
  3. 変更要求の必要な購買契約データを修正します。これにより、変更要求の状況が [修正済] に設定され、実際の購買契約 (データ) がロックされます。
  4. 承認を得るために変更要求を提出します (ION Workflow の承認を適用できる場合)。

    • データが有効な場合は、LN で変更要求を承認するために [変更要求の承認] をクリックします。ION Workflow でも修正が承認された場合、変更要求の状況が [承認済] に設定され、変更要求の改訂番号が 1 つ大きくなります。

    • ION Workflow で修正が拒否された場合、変更要求の [ワークフロー承認の状況] が [未開始] に設定され、変更要求の状況が [修正済] に設定されます。拒否理由に基づいて、購買契約データを修正し、変更要求を再提出できます。[変更要求の取消] オプションを使用して、変更要求を取り消し、実際の購買契約のロックを解除することもできます。

  5. [変更要求の処理] をクリックして、変更要求を処理します。これにより、変更要求の状況が [クローズ] に設定され、購買契約で修正したデータが更新され、改訂番号が増やされ、購買契約のロックが解除されます。

    承認された変更要求は、[購買契約パラメータ (tdpur0100m300)] セッションの [購買契約変更要求の自動処理] チェックボックスがオンの場合、自動的に処理されます。

フィールドの更新

変更要求の特定のフィールドを修正することができます。変更要求の使用可能なフィールドは、実際の購買契約の状況によって変わります。購買契約変更要求 - フィールド更新を参照してください。