スケジュールの設定

このページには、[スケジュール] ビューの設定の概要が示されています。

  • [訪問の承認/拒否を許可]: この設定では、1 つの訪問に対する活動の承認または拒否をスケジュールで許可するかどうかを決定します。このフィールドを [No] に設定した場合は、[承認] ボタンと [拒否] ボタンがスケジュールに表示されません。
  • [重複訪問の分割]: この設定では、別の訪問に存在する重複活動に基づいて 1 つの訪問 (サービスオーダ) の複数の活動を分割するかどうかを決定します。無効にすると、結果として生じた訪問が別の訪問の活動と重複している場合でも、複数の活動を 1 つの訪問に組み込むための他のすべての条件も満たしていると仮定して、複数の活動が 1 つの訪問内でマージされます。有効にすると、別の訪問の活動と重複している場合は常に、同じ訪問の活動が個別の訪問に分割されます。
  • [活動の間隔を含む訪問の分割]: この設定では、活動間の時間間隔に基づいて 1 つの訪問 (サービスオーダ) の複数の活動を分割するかどうかを決定します。無効にすると、活動間の間隔に関係なく、複数の活動を 1 つの訪問に組み込むための他のすべての条件も満たしていると仮定して、複数の活動が 1 つの訪問内でマージされます。有効にすると、活動間の時間が設定を超えた際に分割された訪問で設定されている間隔よりも活動間の間隔の方が長い場合は、同じ訪問の活動が個別の訪問に分割されます。
  • [活動間の時間が超過した場合に訪問を分割]: 1 つの訪問 (サービスオーダ) の 2 つの活動間の時間間隔が入力済の時間数 (分) を超えた場合は、訪問が個別の訪問に分割されます。間隔は、同じサービスオーダの 1 つの活動の計画終了時間からもう 1 つの活動の計画開始時間までの時間になります。活動間の間隔がこの設定の時間以下の場合は、2 つの活動を 1 つの訪問に組み込むための他のすべての条件も満たしていると仮定して、両方の活動が 1 つの訪問にマージされます。2 つの活動間の時間がこの設定よりも長い場合は常に、活動が個別の訪問に分割されます。活動の数と活動間の間隔によっては、活動が複数の訪問に分割されることがある点に注意してください。
  • [表示する訪問]: スケジュールに表示する必要のある訪問を指定します。すべての訪問を表示するか、特定の期間中の訪問だけを表示することができます。
  • [過去からの表示]: アプリケーションで訪問がスケジュールに表示されるこれまでの日数。このオプションが有効になるのは、[表示する訪問] フィールドの値が [次の期間の訪問を表示] に設定されている場合だけです。
  • [将来の表示]: アプリケーションで訪問がスケジュールに表示されるこれからの日数。このオプションが有効になるのは、[表示する訪問] フィールドの値が [次の期間の訪問を表示] に設定されている場合だけです。
  • [活動完了時の未完了検査のチェック]: 活動に未完了の検査が存在する場合に、活動が完了した時点で実行されるチェックのタイプを設定します。[なし] を選択すると、チェックが実行されません。[警告] を選択すると、チェックの結果として警告を生成することができます。[ブロック] を選択すると、すべての検査が完了するまで、活動が完了しないようにすることができます。
    注: 

    Mobile Service のこの設定は、LN 10.5 以降で使用できます。

  • [複数の活動を一度に開始、停止、または完了するオプションを有効化]: この設定を有効にすると、[活動] 画面で次のオプションを使用できます。
    • [活動の開始]: このオプションを選択すると、承認済であるが、まだ開始されていない活動が開始されます。
    • [活動の停止]: このオプションを選択すると、開始済の活動が停止します。
    • [活動の完了]: このオプションを選択すると、停止済の活動が完了します。
  • [開始/停止オプションを含む移動登録]: この設定を有効にすると、次のオプションを承認済の訪問に使用できます。
    • [移動開始]: 訪問への移動または訪問からの移動を開始する場合は、必ずこのオプションを選択します。このオプションを選択すると、訪問の移動登録が開始されます。承認済みの最初の活動の移動時間が登録されます。移動時間レコードは、[活動 - 移動時間] 画面のバンアイコン (Windows) または 「移動」 状況 (Android/iOS) で示されます。
    • [移動停止]: 訪問に対する移動を停止する場合は、必ずこのオプションを選択します。このオプションを選択すると、移動登録が停止します。移動時間レコードの更新と確認が行われます。
  • [移動の終了時に移動データを表示]: この設定を有効にすると、移動が停止した時点で [移動データの確認] 画面が表示されます。この画面では、移動時間を変更し、移動距離を入力することができます。保存すると、移動時間の更新と確認が行われ、移動時間が記録された活動と同じ活動の移動距離が保存されます。

    この設定を有効にしないと、移動が停止した時点で [移動データの確認] 画面が表示されず、移動時間の登録だけが行われます。

    注: 

    後から [活動 - 移動時間] 画面で、登録済の移動時間を変更することもできます。移動距離は、[活動 - 雑費] 画面を使用してマニュアルで登録できます。