サービスオーダ材料によるフィジカルブレイクダウンの更新

LN では、サービスオーダに登録されている材料の削除、交換、新規設置に応じてフィジカルブレイクダウンを更新することができます。

Mobile Service には、材料を登録してフィジカルブレイクダウンを更新する方法として、次の 2 通りの方法があります。
  1. サービスオーダのコンテキストでフィジカルブレイクダウンページを開いた後、視覚的にフィジカルブレイクダウンに品目を追加し、フィジカルブレイクダウンから品目を削除し、フィジカルブレイクダウンで品目を交換する。
  2. 使用材料、返却材料、または廃棄材料を追加し、材料詳細画面の [交換]、[親品目]、[親シリアル番号]、および [位置] フィールドに値を入力する。これらのフィールドを設定する方法については、LN の材料費セッションに関する文書を参照してください。
    注: 

    材料リストにある材料の [使用] ボタンをクリックして、その材料の使用量を必ず確認してください。この操作を行わないと、材料変更がフィジカルブレイクダウンに適用されません。

サービスオーダのコンテキストでフィジカルブレイクダウンページを開くには、次の操作を実行します。
  • これらの材料を登録する必要のある活動の [材料] ページに移動します。
  • [フィジカルブレイクダウン] オプションをクリックします。この操作は、選択した材料に対して実行することも、材料を選択せずに実行することもできます。
    注: 

    Mobile Service でサービスオーダ上の材料を使用してフィジカルブレイクダウンを表示および変更するには、権限が必要となります。[サービスユーザテンプレート (tsmdm1160m000)] セッションの [サービスオーダ材料からのフィジカルブレイクダウンの更新] オプションと [フィジカルブレイクダウンの表示] オプションを確認してください。

ページの上部に、フィジカルブレイクダウンページが開いたサービスオーダと活動が表示されます。これらのフィールドの存在は、フィジカルブレイクダウンページがサービスオーダのコンテキストで開いていることを示しています。これらのフィールドを消去して、現在のフィジカルブレイクダウンを表示することができます。このページがサービスオーダのコンテキストで開いている場合にのみ、サービスオーダの材料が追加および更新されます。サービスオーダのコンテキストでフィジカルブレイクダウンが表示されていない場合は、フィジカルブレイクダウンに直接変更が加えられるため、サービスオーダ活動の材料が登録されません。

サービスオーダのコンテキストでフィジカルブレイクダウンページが開いている場合、表示されるフィジカルブレイクダウンには、フィジカルブレイクダウンページが開いた活動だけでなく、サービスオーダ全体の設置品目、削除品目、および交換品目も示されます。
  • 品目を設置するには、次の操作を実行します。

    Windows: 品目を設置する必要のあるフィジカルブレイクダウン内の品目を選択します。

    この品目は親品目です。[設置] オプションをクリックします。必要な情報を指定します。[設置] をクリックします。

    Android/iOS: 品目を設置する必要のある親品目にドリルダウンします。これで、この品目が画面の一番上に表示されます。この品目のコンテキストメニューから [設置] オプションを選択します。必要な情報を指定します。[保存]をクリックします。

  • 品目を削除するには、次の操作を実行します。

    Windows: フィジカルブレイクダウンで該当する品目を選択します。[削除] オプションをクリックします。必要な情報を指定します。[削除] をクリックします。

    Android/iOS: 削除する品目のコンテキストメニューから [削除 (返却済)] または [削除 (廃棄済)] オプションを選択します。必要な情報を指定します。[保存]をクリックします。

  • 品目を交換するには、次の操作を実行します。

    Windows: フィジカルブレイクダウンで削除品目を選択します。[交換] オプションをクリックします。必要な情報を指定します。[交換] をクリックします。

    Android/iOS: 削除品目のコンテキストメニューから [交換] オプションを選択します。必要な情報を指定します。[保存]をクリックします。

  • 品目を編集するには、次の操作を実行します。

    Windows: フィジカルブレイクダウンで該当する品目を選択します。[撤去の編集]、[交換の編集]、または [設置の編集] オプションをクリックします。

    Android/iOS: 編集する品目のコンテキストメニューから [撤去の編集 (返却済)]、[撤去の編集 (廃棄済)]、[交換の編集]、または [設置の編集] オプションを選択します。

  • 変更を元に戻すには、次の操作を実行します。

    Windows: フィジカルブレイクダウンで該当する品目を選択します。[撤去を元に戻す]、[交換を元に戻す]、または [設置を元に戻す] オプションをクリックします。

  • Android/iOS: 変更を元に戻す品目のコンテキストメニューから [撤去を元に戻す]、[交換を元に戻す]、または [設置を元に戻す] オプションを選択します。

フィジカルブレイクダウン変更に対応する材料がサービスオーダに登録されます。これらの材料は [材料] 画面で確認できます。[フィジカルブレイクダウン] 画面の [戻る] ボタンをクリックすると、[材料] 画面に戻ります。設置品目または交換品目は使用材料になります。削除品目は廃棄材料または返却材料になります。

活動を完了するか、活動の原価計算を実行すると、サービスオーダのコンテキストに適用されたフィジカルブレイクダウン変更が実現されます。