請求

複数財務会社構造では、必要な機能に応じて、請求 (CI) パッケージ内の複数のテーブルがこれらの財務会社間で共有可能または共有必須となります。これらのテーブルセットでは、「一般複数会社設定」 に記載されている共通テーブルも財務会社間で共有されていると見なされます。

R15000 中央請求 (KT)

中央販売請求の場合は、すべての財務会社に関して 1 つの財務会社から請求を実行できます。このテーブルセットには、中央販売請求に対応するために共有する必要があるすべてのテーブルが含まれています。

注: 

他の財務会社に関して 1 つの財務会社から請求を実行できますが、複数の財務会社の請求書ラインを 1 つの請求バッチにまとめることができないため、顧客は財務会社ごとに 1 つの請求書を受け取ります。

R15100 中央マスタデータ収益認識

「一時点」 方法による収益認識は、請求処理に関連した財務処理です。テーブルを共有しているすべての会社に関して、または収益認識が組織全体の標準でない場合は個別の会社に関して、「一時点収益認識」 のマスタデータを一元的に設定およびメンテナンスできます。

R15200 中央収益認識

認識する収益が予測可能であり、事前定義されたデフォルト値とほぼ同じである場合、収益認識は会社の主要オフィスまたは共有サービスセンタで一元的に実行されます。収益認識が予測不可であり、主に現地情報に依存している場合は、収益認識を現地レベルで実行する必要があります。

R19900 最大共有中央請求 (KT)

このテーブルセットには、請求 (CI) パッケージ内の共有可能なすべてのテーブルが含まれています。このテーブルセットに含まれていないテーブルは共有できません。

テーブルセット間の関係