プロジェクト

複数のロジスティック会社の場合は、必要なプロジェクト機能に応じて、プロジェクト (TP) パッケージ内の複数のテーブルがこれらのロジスティック会社間で共有可能または共有必須となります。これらのテーブルセットでは、「一般複数会社設定」 に記載されている共通テーブルもロジスティック会社間で共有されていると見なされます。

R55000 中央プロジェクト構造 (KT)

中央プロジェクト構造を導入すると、プロジェクト構造のエンティティを一元管理し、ローカルで使用することができます。この場合は、組織ブレイクダウン構造 (ユーザ定義の構造)、活動、および要素に共通の定義が提供されます。このためには、このテーブルセットのテーブルを共有する必要があります。

注: 
  • 必要な機能に応じて、これらのエンティティを互いに独立して共有することができます。導入時に、共有する特定の構造 (活動/要素/ユーザ定義の構造) を決定するための選択を行います。
  • ユーザ定義の 「構造エンティティ」 を共有しながら、プロジェクトに固有の組織ブレイクダウン構造を定義することはできません。

R55200 中央標準プロジェクト付加費用 (KT)

このテーブルセットのテーブルを共有すると、標準プロジェクト付加費用を一元管理し、ローカルで使用することができます。この場合は、付加費用に共通の定義が提供され、これらの付加費用がすべてのロジスティック会社に適用されます。

注: 
  • すべての標準付加費用定義の共有が必要なわけではありません。導入ごとに、必要に応じて、これらの付加費用のサブセットと参照テーブルだけを共有します。
  • 標準付加費用定義を使用すると、転記タイプに基づいて、対象となる財務転記会社を定義することができます。次の転記タイプを使用できます。
  • プロジェクト企業単位: プロジェクト財務会社に転記される付加費用
  • 納入企業単位: 納入会社に転記される付加費用
  • 固定企業単位: 指定した企業単位の財務会社に転記される付加費用

標準付加費用を共有する場合は、「固定企業単位」 転記タイプを使用できません。

R55300 中央標準プロジェクト資源ライブラリ (KT)

「品目」、「労務」、「設備」、「外注」、および 「雑費」 はすべて、プロジェクト計画およびプロジェクト実行の資源と見なされます。中央標準プロジェクト資源ライブラリは、企業プロジェクト管理ソリューションの共通資源プールとそのレートに関する要件を満たしています。このテーブルセットには、中央プロジェクト資源ライブラリに対応するために共有できるテーブルが含まれています。

注: 

導入ごとに、必要に応じて、共有する特定の資源タイプを決定します。一元管理する資源に応じて、このテーブルセットのテーブルを互いに独立して共有することができます。

R55400 標準プロジェクト収益 (KT)

レポート用にプロジェクト収益を標準化するには、このテーブルセットのテーブルを共有する必要があります。

R55500 関係会社間プロジェクト納入 (KT)

このテーブルセットには、2 つのロジスティック会社の一方または両方でのプロジェクトペグを含む倉庫移動によって、これらのロジスティック会社間で商品納入を実行できるようにするために共有する必要があるすべてのテーブルが含まれています。

R59900 最大共有プロジェクト (KT)

このテーブルセットには、プロジェクト (TP) パッケージ内の共有可能なすべてのテーブルが含まれています。このテーブルセットに含まれていないテーブルは共有できません。

テーブルセット間の関係

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