輸送オーダラインを無視

状況によっては、輸送オーダを積荷作成から除外する必要があります。

輸送では、[輸送オーダライン (fmfoc2101m000)] セッションの適切なメニューにある [無視に設定] コマンドを使用して、輸送オーダを [無視] に設定することで、積荷作成から輸送オーダを除外することができます。発生元オーダで輸送オーダを削除できない場合に、[無視に設定] コマンドを使用できます。詳細については、次のトピックを参照してください: 発生元オーダから輸送オーダを削除するには

輸送オーダラインが [無視] に設定されていると、この情報は [輸送オーダライン状況概要 (fmfoc2601m000)] セッションに転送されます。[輸送オーダライン状況概要 (fmfoc2601m000)] セッションにアクセスするには、[販売オーダ (tdsls4100m900)] セッションのラインセクションで適切なメニューの [輸送詳細] オプションを選択するか、[購買オーダライン (tdpur4101m000)] セッションの [輸送詳細] オプションを選択します。発生元の出庫の倉庫オーダラインでは、[出庫オーダライン (whinh2120m000)] セッションにこの情報が表示されます。入庫オーダラインでは、[入庫オーダライン (whinh2110m000)] セッションにこの情報が表示されます。

[無視に設定] コマンドの利用性

[無視に設定] コマンドを利用できるかどうかは、輸送オーダラインの状況、および輸送オーダラインと輸送オーダクラスタや積荷計画などとの関係にかかわるさまざまな条件で決まります。

輸送オーダラインを終了[無視]に設定するには、輸送オーダラインが以下の条件を満たしている必要があります。

[予定] 輸送オーダライン

[予定] 状況の輸送オーダラインを [無視] に設定できます。輸送オーダラインが [外注] に満たない状況の輸送オーダクラスタと関連している場合、この関連する輸送オーダクラスタラインが削除されます。輸送オーダクラスタの状況が [実際] の場合、[変更クラスタ] チェックボックスはオンになります。クラスタに [無視] 状況のクラスタラインがある場合、輸送オーダラインを [無視] に設定する前に、このクラスタラインを削除しておきます。

[計画] または [実際] の輸送オーダライン

[計画] または [実際] の輸送オーダラインが [無視] 状況の出荷ラインと関連している場合、輸送オーダラインを [無視] に設定する前に、この出荷ラインを削除しておきます。

[無視]に設定できない輸送オーダライン

以下の条件の 1 つ以上が当てはまる場合、輸送オーダラインは [無視] に設定できません。

  • 状況

    状況が [実際] 以上の場合は、輸送オーダラインを [無視] に設定できません。
  • [外注] クラスタまたは積荷

    状況が [外注] の輸送オーダクラスタに含まれている輸送オーダラインは [無視] に設定できません。さらに、状況が [外注] の積荷に含まれている [実際] の輸送オーダラインを [無視] に設定することはできません。

[無視] 状況の輸送オーダラインの削除

[輸送オーダの削除 (fmfoc2200m000)] セッションで [無視] 状況の輸送オーダラインを削除できますが、関連する倉庫オーダが進行中の間は輸送オーダラインは削除しないでください。削除した場合、この輸送オーダラインが [無視] かどうかを判別できなくなります。

[無視] 状況の輸送オーダラインに以下の条件が当てはまる場合、[無視] 状況の輸送オーダラインを削除できます。

  • 倉庫オーダが [無視] 状況の輸送オーダラインと関連している
  • 関連する出庫オーダラインの状況が [出荷済] である必要がある
  • 関連する入庫オーダラインが最終入庫である必要がある