輸送の遅延および早期実行

輸送では、発生元オーダとリンクしている輸送オーダについて最早/最遅の積荷日または荷降日を変更して、輸送オーダのラインを前倒しまたは先延ばしして計画することができます。この機能は、たとえば出荷期限までに輸送オーダの品目を調達できない場合などに便利です。品目を調達できたときには、最遅積荷日が過ぎている場合があります。

マニュアルで作成された輸送オーダのデフォルトの最早および最遅の積込および荷降日/時間を変更する場合、最早荷降日/時間は最早積荷日/時間に商品の輸送時間を加えた日付/時間以降である必要があります。最早および最遅の積込および荷降日/時間が正しく入力されなかった場合、エラーメッセージが表示されます。

まだ計画またはクラスタ化が可能なラインの輸送オーダについては、最早/最遅の積荷日または荷降日を変更できます。クラスタの場合、これは [予定]、[実際]、[進行中] のいずれかの状況の輸送オーダラインを持つ輸送オーダに適用されます。積荷作成の場合、これは [予定]、[計画]、[実際] のいずれかの状況のラインを持つ輸送オーダに適用されます。

最早/最遅の積荷日または荷降日は、[輸送オーダ (fmfoc2100m000)] セッションで変更します。これらのいずれかの日付を変更する場合、変更によって、計画、再計画、またはクラスタ化が可能なすべての関連する輸送オーダラインが影響を受けることを警告するメッセージが表示されます。

[計画] 状況または [クラスタ化] 状況の輸送オーダラインについて最早/最遅の積荷日または荷降日を変更した場合、この輸送オーダラインを再度計画またはクラスタ化する必要があります。計画状況の輸送オーダラインについては、[輸送計画パラメータ (fmlbd0100m000)] セッションの [実際の積荷データの更新] フィールドの設定に従って再計画が行われます。クラスタラインはマニュアルで再度クラスタ化する必要があります。