標準経路の実行頻度

実行頻度とは、運送業者が標準経路を実施する頻度のことです。[標準経路 (fmlbd0150m000)] セッションの [実行頻度] フィールドに入力する数字は、1 回にサービスが実施される期間 (日数) です。例: 運送業者が標準経路を 5 日に一度回る場合は 5 と入力し、サービスが 1 日に 1 回実施される場合は 1 と入力します。

[標準経路 (fmlbd0150m000)] セッションで入力した [開始日] から、標準経路の巡回が開始されます。[実行頻度] フィールドに 2 と入力した場合、まず [開始日] にサービスが実施され、2 回目のサービスは [開始日] から 2 日後に実施されます。

注: 

[標準経路 (fmlbd0150m000)] セッションでは、1 日に複数回の実行頻度はメンテナンスできません。特定の日に複数回サービスが実施される場合は、[標準経路別日時 (fmlbd0155m000)] セッションにその日の実行回数を入力できます。たとえば、2002 年 8 月 21 日月曜日の 10:45 と 16:00 に標準経路が巡回される場合は、[標準経路別日時 (fmlbd0155m000)] セッションに 8/21/2002 10:45 および 8/21/2002 16:00 を入力します。また、それぞれ開始時間を変えて 2 回 [標準経路の日時の割当 (fmlbd0255m000)] セッションを実行することもできます。

標準経路の正確な実行日は、[標準経路の日時の割当 (fmlbd0255m000)] セッションで計算されます。[標準経路 (fmlbd0150m000)] セッションで 3 日に一度の実行頻度を定義した場合、この標準経路が実施される日付を計算できます。[標準経路の日時の割当 (fmlbd0255m000)] セッションで、日付範囲を指定し、計算処理を開始します。標準経路の頻度が 1 日に複数回の場合は、[標準経路の日時の割当 (fmlbd0255m000)] セッションを使用して、実行日および実行時間も計算できます。たとえば、1 日に 2 度サービスが実施される場合、日付範囲は同じで、時間のみを変えて、このセッションを 2 回入力します。

計算が完了すると、算出された日付が [標準経路別日時 (fmlbd0155m000)] セッションに表示されます。このセッションでは、現在の標準経路に対して、算出された日付および時間をマニュアルでメンテナンスできます。たとえば、通常実行頻度から逸脱する場合でも、[標準経路別日時 (fmlbd0155m000)] セッションでこれを入力できます。たとえば、通常の実行頻度が 3 日に一度であるものの、ある特定の週のみ運送業者がさらにもう 1 回運送を実施する場合、[標準経路別日時 (fmlbd0155m000)] セッションに、追加された運送の日付を入力します。