アプリケーション構成

LN を構成するには、各種構成パラメータと各種設定を指定する必要があります。

  • パラメータと設定

    このモジュールを使用して、すべてのユーザのシステム設定に影響のあるシステムパラメータと設定をメンテナンスします。具体例として、LN テーブル上のタイムスタンプの設定、LN 出力サーバの標準動作、LN Workbench アプリケーション用の Web サーバの場所などがあります。
  • パッケージコンビネーション

    パッケージコンビネーションは、さまざまな LN ソフトウェアパッケージの集合です。どのパッケージコンビネーションにも固有の VRC が設定されています。パッケージコンビネーションにより、ユーザは特定バージョンの LN ソフトウェアにリンクされます。パッケージコンビネーションは、1 人以上のユーザや 1 社以上の会社にリンクさせることができます。ただし、パッケージコンビネーションには、パッケージ VRC で識別可能な特定バージョンのパッケージしか含めることができません。
  • 言語

    LN のほとんどの実装では、複数の言語を同時に使用します。LN は、LN によりその言語がサポートされているかぎり、1 つの LN 環境で任意の言語の組合せをサポートします。このサポートは特定のデータベースに限定されています。
  • 共有メモリ

    共有メモリは、物理メモリのうちの共用部分になります。プログラム間のやり取りは共有メモリを介して実行されます。共有メモリを設定しておくと、共有メモリにロードされた構成要素にすばやくアクセスできるようになります。LN システムのパフォーマンスを上げるために、プログラムオブジェクトとレポートオブジェクトを共有メモリにロードすることができます。共有メモリの設定と初期化の前に、ハードウェアにも内部メモリにも問題がないことを確認しておく必要があります。
  • 重要度ラベル

    重要度ラベルでは、情報の重要度を LN 画面に表示してエンドユーザに通知することができます。
  • 複数言語アプリケーションデータ

    LN システムで Unicode キャラクタセットが使用されている場合、1 つの LN 環境で、中国語、英語、フランス語など、複数言語の LN ソフトウェアを実行できます。また、LN に共有アプリケーションデータを多言語で保存することもできます。これは、世界各地のユーザが同じ環境を使用している場合に役立ちます。ユーザが使用しているソフトウェア言語に合わせて、アプリケーションデータの表示言語を切り替えることもできます。取引先に関するレポートを出力すると、そのレポートのレイアウトとデータが取引先の言語で表示されます。
  • 顧客定義フィールド

    LN ソフトウェアの顧客定義フィールド (CDF) 関連セッションでは、カスタマイズを作成せずにテーブルに追加情報を保存することができます。
  • 文書管理 (DOC)

    「文書管理」 モジュールは、一般的な文書管理機能を提供します。「文書管理」 により、一貫した信頼できる文書情報の、効率的かつ安全な使用が可能になります。