権限およびセキュリティ

権限およびセキュリティ機能を使用すると、さまざまな業務プロセス ([プロジェクト]、[契約]、[要求]、[調達]、[販売]、[倉庫管理]、[財務会計]、[製造]、[関係会社間取引]、[請求]) およびエンティティ ([品目]、[取引先]、[サービス] など) に関する権限の設定、従業員または従業員グループへの許可の割当を実行することができます。エンティティ (品目、取引先など) に関する権限は新規 (2 次) 権限オブジェクトとして定義します。2 次属性を許可された従業員は、2 次権限オブジェクトを修正できます。さらに、2 次オブジェクトを使用して新しいラインの作成と修正もできます。

業務プロセスの権限レベル

2 次オブジェクトにリンクされた取引先の権限レベルは、通常の [権限レベル] とは別に、[プロジェクト許可]、[取引先許可] または[倉庫許可] に設定することができます。

データの許可は、以下に基づいて定義できます。

  • 権限役割
  • 権限方針
  • 割当済ルール

新しい従業員に許可を割り当てた後、その従業員に権限レベルを適用して強制することができます。これらの役割、方針、ルールは個別に使用することも組み合せて使用することも可能です。

エンティティの権限と 2 次属性は、以下のセッションを使用して設定できます。

  • [契約の許可 (tcsec3620m000)]
  • [品目の許可 (tcsec3635m000)]
  • [取引先の許可 (tcsec3640m000)]
  • [倉庫管理の許可 (tcsec3625m000)]
  • [販売の許可 (tcsec3630m000)]
  • [サービスの許可 (tcsec3665m000)]
  • [要求の許可 (tcsec3610m000)]
  • [プロジェクトの許可 (tcsec3600m000)]
  • [製造の許可 (tcsec3655m000)]
  • [調達の許可 (tcsec3615m000)]
  • [請求の許可 (tcsec3650m000)]
  • [会計の許可 (tcsec3660m000)]
  • [関係会社間取引の許可 (tcsec3645m000)]

権限に関する業務プロセス文書

以下の業務プロセス文書に権限を設定することができます。

  • 販売
  • 購買
  • 請求可能ライン
  • 請求書
  • マニュアル販売請求書
  • 取引タイプ
  • ディメンション
  • 元帳勘定
  • 元帳コード
  • ワークセンタ
  • 作業セル
  • プロジェクト (PCS)

データ権限

品目セキュリティが品質のワークベンチおよび FRACAS に追加されました。