信用状

信用状 (L/C) 機能では、売り手と買い手の両方の視点から信用状のメンテナンスおよび処理を実行できます。

信用状の設定

信用状機能を使用するには、この機能を有効にして、輸入、輸出、国内購買、国内販売に関してそれぞれ信用状を使用するかどうかを指定します。

また、信用状処理に関与するユーザに権限を付与する必要があります。

購買オーダ、販売オーダ、および契約成果物の場合、該当する信用状で指定された条件に従っていない場合の理由コードを設定する必要があります。

手順

売り手は、輸出信用状手順を使用して、以下の種類の信用状をメンテナンスできます。

買い手は、輸入信用状手順を使用して、以下の種類の信用状をメンテナンスできます。

権限

LN での信用状手順はさまざまなステップに分かれています。ステップを完了するごとに、信用状を承認して特定の状況を設定することができます。

輸入手順と輸出手順では異なる状況セットが利用できます。

ユーザが状況を設定してステップを完了するには、および特定金額までの信用状を承認するには、権限が必要です。

検証コマンドおよび前払金または分割払額

信用状に新しい [検証] コマンドが追加されました。このコマンドをクリックすると、承認前に入力を必要とするフィールドを示すレポートが出力されます。すべてのフィールドが入力済の場合、[検証] コマンドは無効になります。

また、前払金または分割払額 (出荷前に支払われる可能性がある) は、信用状チェックから除外できませんでした。信用状に次のフィールドが追加されました。

契約成果物および購買オーダには前払金がないため、新しいフィールドは販売オーダにのみ適用されます。