取引先にサポートされた EDI メッセージ (ecedi0111s000)
セッションの目的: 取引先にサポートされた EDI メッセージを定義します。
定義できる内容は次のとおりです。
- メッセージ関連のデータおよび処理情報
- 受信メッセージ用の販売オーダタイプおよびシリーズ
- 送信メッセージ用の品目コードシステムおよび文字変換
EDI 請求書上に販売オーダを収集する場合は、各種販売オーダの出力設定を同一にする必要があります。出力設定が同一でない場合、販売オーダを同一の請求書上に集めることができません。
- 取引先
-
EDI メッセージを使用する取引先
- 名前
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コードの記述または名称
- 組織
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メッセージコードが有効である組織
注:複数の EDI 組織が同じメッセージを使用する可能性があるため、各組織をサポートメッセージにリンクする必要があります。
- 記述
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コードの記述または名称
- EDI メッセージ
-
[EDI メッセージ (ecedi0105s000)] セッションで定義された、サポート EDI メッセージを識別するコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 方向
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EDI メッセージの方向
- メッセージのオーダタイプ
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特定の EDI メッセージに対する、標準的な外部オーダタイプ
- 記述
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コードの記述または名称
- ネットワーク
-
取引先とメッセージの組合せに使用されるネットワーク
- 記述
-
コードの記述または名称
- 変換設定コード
-
メッセージデータを含む ASCII ファイルのレイアウトを定義するコード。このコードは、ERP アプリケーションテーブルと ASCII ファイルとの間のデータ要素のマッピングに関する情報を含みます。事前に定義された変換設定を使用できますが、独自の変換設定を作成することもできます。
- 記述
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コードの記述または名称
- 責任者
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取引先とメッセージの組合せに割り当てられたユーザ
注:これは、参照用およびレポート用です。受信予定の保存メッセージの承認に使用できます。
- 責任者
-
コードの記述または名称
- 番号グループ
-
このシリーズが適用される番号グループ。番号グループは参考用にレポートに表示され、受信および送信オーダ、スケジュール発行、出荷通知に関して入力されたシリーズの確認に使用されます。ここで入力する、受信オーダ、スケジュール発行、出荷通知の番号グループは、これらの文書のそれぞれのパラメータに指定された番号グループと一致する必要があります。具体的には、受信オーダに対してここで入力する番号グループは、販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションの [販売オーダ番号グループ] フィールド内の販売オーダに指定された番号グループである必要があります。受信スケジュール発行に対してここで指定する番号グループは、販売契約パラメータ (tdsls0100s300) セッションの [スケジュール発行番号グループ] フィールド内の販売スケジュール発行に指定された番号グループである必要があります。受信出荷通知に対して指定される番号グループは、[在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションの [出荷の番号グループ] フィールド内の出荷に指定された番号グループである必要があります。
注:番号グループを使用してオーダをグループに分類します。
- 記述
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コードの記述または名称
- 出力
-
このチェックボックスがオンの場合、受信したデータ (受信メッセージ) または文書 (送信メッセージ) を含むレポートが出力されます。
- 受信メッセージ処理タイプ
-
受信 EDI メッセージの処理方法です。自動処理または対話式処理のいずれかです。
- ブロック
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダが受信後にブロックされ、その後の処理は行えません。
注:受信オーダのみに適用されます。その後の処理を行うには、オーダを発行する必要があります。
- 重複オーダ番号をチェック
-
このチェックボックスがオンの場合、文書が以前に受信されていないかチェックされます。
注:LN がチェックする内容は次のとおりです。
- 同じ取引先から以前にメッセージ参照を受信しているか
- その文書番号 (オーダ、請求書) を以前に受信しているか
- 自動作成エラー通知
-
このチェックボックスがオンの場合、受信メッセージの確認時にエラーが発見されたときには、エラー通知メッセージが自動的に作成されます。
注:受信メッセージにのみ適用されます。
- 販売オーダタイプ
-
オーダの性質または機能、およびその結果としてのメッセージの性質や機能を指定するために使用するコード
例:
- 通常オーダ対返品オーダ
- 請求書対貸方票
オーダ手順の一部であるセッション (の順序) を決定する分類。次の分類の 1 つをオーダタイプに割り当てることもできます。コストオーダ、コレクトオーダ、返品オーダおよび外注オーダ。
オーダタイプコードは、単一オーダに関連する ERP の EDI メッセージで必要です。単一オーダに関連する EDI メッセージには、次の処理を行うメッセージが含まれています。
- オーダ (ANSI X12 850、UN/EDIFACT ORDERS)
- オーダ変更 (ANSI X12 860、UN/EDIFACT ORDCHG)
- オーダ確認 (ANSI X12 855 および 865、UN/EDIFACT ORDRSP)
- 請求 (ANSI X12 810、UN/EDIFACT INVOIC)
注:このフィールドは、受信オーダメッセージにのみ使用します。
- 販売オーダタイプ
-
コードの記述または名称
- シリーズ
-
文書の番号シリーズ。これは、受信オーダ、スケジュール発行、出荷通知に適用されます。
注:番号シリーズは、[先頭空番号 (tcmcs0150m000)] セッションで定義します。
- シリーズの記述
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コードの記述または名称
- 品目コードシステム
-
送信メッセージ内の品目コードを変換するために使用される品目コードシステム。品目コードは、この品目コードシステム、および品目コードシステム - 品目 (tcibd0104m000) セッションで定義されたデータに基づいて、その代替品目に変換できます。品目コードシステムに対する値をここで指定しない場合は、変換設定における品目コードの [測定子 1] フィールドのデフォルト値を使用して、品目の変換に使用する品目コードシステムが引き出されます。その場合、測定子のデフォルト値が[品目コード ID (ecedi2132m000)] セッションと照合され、品目コードシステムが引き出されます。
- 記述
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コードの記述または名称
- 文字変換コード
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アプリケーション環境から ASCII ファイルへの文字の転送方法を定義するために使用するコード。たとえば、文字を大文字に変換したり、EDI メッセージで特定の句読点を無視したりできます。
- 記述
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コードの記述または名称
- 生成 - 会社
-
複数会社環境で、EDI メッセージを取引先の系列会社以外に送信する必要がある場合、このフィールドに必要な会社を入力します。
注:- このフィールドは、メッセージが送信メッセージで、入力したネットワークが複数会社ネットワークの場合にのみ入力します。
- 会社番号を入力した後に、指定されたネットワークパス内のサブディレクトリに必要なサブディレクトリが作成されます。