EDI メッセージ (ecedi0105s000)

セッションの目的: EDI で使用するメッセージを定義します。

EDI メッセージ

組織とメッセージから成る電子ドキュメント (たとえば、電子オーダ承認)

受信メッセージまたは発信メッセージは、EDI 通信セッションで呼び出された特定のライブラリで処理されます (たとえば、販売管理 (SLS)、販売請求 (SLI)、買掛金 (ACP)、現預金管理 (CMG)、購買管理 (PUR)、在庫処理 (INH)、電子データ交換 (EDI) モジュール)。

Note: 

方向によって、受信メッセージまたは送信メッセージを識別します。

記述

コードの記述または名称

変更オーダ

このチェックボックスがオンの場合、メッセージは、オーダ変更要求を表します。

このチェックボックスがオフの場合、メッセージは新規のオーダ要求を表します。

Note: 

このフィールドは、オーダおよびオーダ確認のメッセージ、つまり送信購買オーダや受信販売オーダ、受信および送信オーダ確認に関連します。

メッセージが受信オーダである場合、既存の販売オーダは、メッセージで指定されたデータに更新されます (ANSI X12 860 や UN/EDIFACT ORDCHG がこの例にあたります)。メッセージが送信オーダ確認である場合、このフィールドを使用して、メッセージが受信したオーダ変更メッセージ (ANSI X12 865など) への応答であることを示すことができます。メッセージが受信オーダである場合、メッセージで指定されたデータで新規販売オーダが生成されます (ANSI X12 850 や UN/EDIFACT ORDERS がこの例にあたります)。メッセージが送信オーダ確認の場合、このフィールドを使って、このメッセージが、受信した新規オーダ要求への応答であることを示すことができます。たとえば、ANSI X12 855 および UN/EDIFACT ORDRSP などです。

受信ライブラリ

受信メッセージを LN アプリケーションのデータに変換するために使用するライブラリ (DLL) のオブジェクト名。EDI メッセージを処理し、メッセージデータと LN アプリケーション用データ間の変換を行うのに使用されるライブラリの例は次のとおりです。

  受信 送信
オーダ otdslsdll4280 otdpurdll4280
確認 otdpurdll4281 otdslsdll4281
出荷通知 owhinhdll3201 owhinhdll4231
エラー通知 owhinhdll4232 oecedidll3201
入庫不一致 owhinhdll3221 owhinhdll3220
請求書 otfacpdll1250 ocislidll2003
スケジュール (計画発行および出荷発行) otdslsdll4284 otdpurdll4283
順序付きスケジュール owhinhdll4283 otdpurdll4283
送金通知 otfcmgdll5201  
受信メッセージ状況 ecedidll7280  
受信ライブラリ

コードの記述または名称

送信ライブラリ

LN アプリケーションからのデータをメッセージデータに変換するために使用するライブラリ (DLL) のオブジェクト名。EDI メッセージを処理し、メッセージデータと LN アプリケーション用データ間の変換を行うのに使用されるライブラリの例は次のとおりです。

  受信 送信
オーダ otdslsdll4280 otdpurdll4280
確認 otdpurdll4281 otdslsdll4281
出荷通知 owhinhdll3201 owhinhdll4231
エラー通知 owhinhdll4232 oecedidll3201
入庫不一致 owhinhdll3221 owhinhdll3220
請求書 otfacpdll1250 ocislidll2003
スケジュール (計画発行および出荷発行) otdslsdll4284 otdpurdll4283
順序付きスケジュール owhinhdll4283 otdpurdll4283
送金通知 otfcmgdll5201  
受信メッセージ状況 ecedidll7280  
送信ライブラリ

コードの記述または名称

発行タイプ

このメッセージに対応するスケジュール発行タイプ。このフィールドは、スケジュール関連のメッセージ (ANSI X12 830、862、866、または UN/EDIFACT DELFOR、DELJIT メッセージ) にのみ使用します。

受信メッセージ処理タイプ

受信 EDI メッセージの処理方法を表示します。

Note: 

ここでメッセージレベルで定義された値は、取引先にサポートされた EDI メッセージ (ecedi0111s000) セッションのデフォルト値となります。

ファイルレイアウト

特定の EDI メッセージに使用されるファイルレイアウトのタイプ

レベル識別名位置

変換設定 (関係) (ecedi5112m000) セッションで定義された、メッセージ (ASCII ファイル) レコード内における [レベル識別名] フィールドの位置。これは、ネットワーク (ecedi0120s000) セッションで指定されたフィールドタイプに応じて、フィールドまたはフィールド番号の開始位置にすることができます。

Note: 

メッセージの変換設定定義をチェックして、同じ位置に定義された他のフィールドがないことを確認する必要があります。このフィールドは、[ファイルレイアウト] フィールドが [単一] の場合にのみ適用され、受信単一ファイルメッセージの処理に使用されます。

レベル識別名長さ

変換設定 (関係) (ecedi5112m000) セッションで定義された、[レベル識別名] フィールドの長さ

Note: 

最大長は 6 です。このフィールド適用されるのは、[ファイルレイアウト] フィールドが [単一] であり、ネットワーク (ecedi0120s000) セッションの [フィールドタイプ] フィールドが 「固定長」 である場合のみです。