自動入庫の設定

顧客の管理倉庫に自動入庫を作成する場合、条件パッケージの共通情報モジュールで次のように設定されている必要があります。

  • 条件がアクティブな購買契約にリンクされている。
  • 条件の期限が切れていない。

    [自動入庫の開始 (whinh3223m000)] セッションでユーザが指定する選択範囲に対して、有効な条件セットを複数指定できます。条件には発効日と有効期限があります。条件が部分的に重複する場合、つまり、発効日と有効期限の範囲が重複している場合、LN は最も新しい発効日の条件を選択します。

  • [ロジスティック条件 (tctrm1140m000)] セッション: 

    • [在庫更新方法] フィールドの値は、次のいずれかになります。

      • [入庫および消費]
      • [入庫、消費および在庫残高]
    • [入庫処理] フィールドの値は、[自動 (納入日時)] になります。
    • [納入日時] フィールドによって、自動入庫の作成が購買オーダ、需要予測、在庫レベルのどれにもとづくのかが決まります。値によって次のようになります。

      • [オーダおよびスケジュール] の場合、入庫レコードの作成は購買オーダにもとづきます。

      • [予測または在庫レベル] の場合、入庫レコードの作成は需要予測または在庫レベルにもとづきます。

  • [品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションで、[予測外倉庫入庫のオーダの生成] チェックボックスがオンになっている
  • [オーダ条件 (tctrm1130m000)] セッションで、入庫トリガオーダフィールドの値が [購買オーダ] または [購買 (マニュアル) オーダ] になっている

購買オーダにもとづく自動入庫

[オーダ条件 (tctrm1130m000)] セッション: 

  • 確認の使用チェックボックスがオンの場合、自動入庫の作成では確認済購買オーダのみが使用されます。このチェックボックスがオフの場合は、確認済と未確認の両方の購買オーダが使用されます。

  • [ロジスティック条件 (tctrm1140m000)] セッションの [入庫間隔] フィールドで入庫間隔を定義する場合、LN では自動入庫日を判断するためにこの間隔が使用されます。自動入庫日は、LN が自動入庫を実行する日付です。

    入庫間隔間に作成された購買オーダは、次の自動入庫日まで考慮されません。

    入庫間隔が定義されていない場合、購買オーダの計画入庫日を使用して自動入庫日が判断されます。詳細については、次のトピックを参照してください: 自動入庫処理

需要予測にもとづく自動入庫

自動入庫が需要予測にもとづいている必要がある場合は、[計画条件 (tctrm1135m000)] セッションで次を実行します。

  • [発注先別供給計画] チェックボックスをオンにします。

  • 自動入庫が確認済供給のみにもとづいている必要がある場合、確認済供給の使用チェックボックスをオンにします。

  • [補充基準 ] フィールドに、[マニュアル] または [在庫レベル] は選択しません。

  • [ロジスティック条件 (tctrm1140m000)] セッションの [入庫間隔] フィールドで入庫間隔を定義する場合、LN では自動入庫日を判断するためにこの間隔が使用されます。自動入庫日は、LN が自動入庫を実行する日付です。

    入庫間隔が定義されていない場合、企業計画の計画入庫日を使用して自動入庫日が判断されます。詳細については、次のトピックを参照してください: 自動入庫処理

在庫レベルにもとづく自動入庫

自動入庫が契約在庫レベルにもとづいている必要がある場合は、[計画条件 (tctrm1135m000)] セッションで次を実行します。

  • [発注先別供給計画] チェックボックスをオンにします。

  • [予測を発注先に送信] チェックボックスをオンにします。

  • [補充基準 ] フィールドで、[マニュアル] または [在庫レベル] を選択します。

  • 納入日時フィールドでパターンコードを選択します。
  • [在庫レベル] タブのフィールドで、最小および/または最大レベルを定義します。