外注フロー

完成品/部分組立品フロー (外注先との間)

部分組立品から生成されたメンテナンス作業オーダ (MWO) は、品目が倉庫からサービス部署に出荷されるときに発行されます。次のシナリオが考えられます。

  • 計画外注
  • 臨時外注

計画外注

計画外注は、外注活動が部品メンテナンスラインにリンクされた参照活動に事前定義されていることを示します。メンテナンス作業オーダヘッダ品目に指定されたこの活動は、部分組立品でも考慮されます。

資材フロー機能のため、どの品目に部分組立品が指定されるかを指定する必要があります。

したがって、[外注への品目の供給] チェックボックスがオフで修正できないため、事前定義された (またはマニュアルで追加された) 外注活動はメンテナンス作業オーダヘッダ品目のロジスティックフローをサポートしません。ただし、材料のロジスティックフローがサポートされるため、[外注への材料の供給] チェックボックスをオンにできます。

臨時外注

外注活動が未作成です。[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションで [出庫部分組立品のアクション] が [外注へ] に設定されている出庫部分組立品を処理するときに、活動が作成されます。この出庫部分組立品は、メンテナンス作業オーダヘッダ品目 (「実際の」 部分組立品) の一部か、またはメンテナンス作業オーダヘッダ品目であり、分解活動にリンクされます。出荷部分組立品として使用されるメンテナンス作業オーダヘッダ品目の場合、[作業オーダ出庫部分組立品 (tswcs4150m000)] セッションで [外注へ] 活動のみを選択でき、[参照活動] を指定する必要があります。

[参照活動 (tsacm1101m000)] セッションで [外注への品目の供給] チェックボックスがオンの場合、外注先に出庫する前に、部分組立品を送付する倉庫を指定する必要があります。出庫部分組立品が処理されるとき、次のシナリオが考えられます。

  • シナリオ 1

    このシナリオでは、メンテナンス作業オーダヘッダ品目は出庫部分組立品としても使用されます。倉庫は必要ありません。

    外注活動を削除することはできません。[作業オーダ活動 (tswcs2110m000)] セッションの [外注への品目の供給] チェックボックスがオフになっており、修正できません。活動が発行されるまで、[外注への材料の供給] チェックボックスはオンに設定されます。外注購買オーダまたは要求が作成され、活動を修正できなくなります。部分組立品の処理時に、[作業オーダ入庫部分組立品 (tswcs4151m000)] セッションで [入庫部分組立品のアクション] が [外注から] に設定された入庫部分組立品が作成され、組立活動にリンクされます。

  • シナリオ 2

    このシナリオはシナリオ 1 とほぼ同じです。活動が作成されるとき、[作業オーダ活動 (tswcs2110m000)] セッションで [外注への材料の供給] チェックボックスがオンであるという違いがあります。活動が発行されるまで、このフィールドは修正可能です。

  • シナリオ 3

    このシナリオでは、[倉庫] の指定が必須です。分解活動のワークセンタ出荷部品の倉庫がデフォルト設定されます。

    部分組立品を処理すると、倉庫入庫オーダが作成され、ワークセンタから倉庫に部分組立品を移動します。

    外注活動も作成されます。[外注への品目の供給] チェックボックスがオンに設定され、修正できません。活動が発行されるまで、[外注への材料の供給] チェックボックスはオンに設定されます。

    [入庫部分組立品のアクション] が [倉庫から] に設定された入庫部分組立品が作成され、外注活動にリンクされます。入庫部分組立品の倉庫に外注先の倉庫が取り込まれます。

    外注活動の場合、[購買要求の作成] チェックボックスはオンの場合、外注先は指定されません。したがって、外注先の倉庫も指定されません。入庫部分組立品の倉庫には、出庫部分組立品に取り込まれた倉庫が取り込まれます。購買要求が購買オーダに転送されると、外注先が取り込まれ、倉庫は外注先の倉庫で更新されます。

  • シナリオ 4

    このシナリオはシナリオ 3 とほぼ同じです。活動が作成されるとき、[外注への材料の供給] チェックボックスがオンであるという違いがあります。活動が発行されるまで、このフィールドは修正可能です。