フィールドサービスでの資材フローで外注

活動が資材フローで外注される場合、サービスオーダでは次のシナリオが考えられます。

  • 物的資源が外注先に納入される
  • 物的資源がロケーション住所または顧客住所に納入される
  • 材料が納入されない (外注先は自社の材料を使用)

シナリオ 1 と 2 では、修理に必要なコンポーネントは顧客またはロケーションの住所に送付されます。外注先は、使用される材料、時間などに関連する情報を記載した請求書を製造元に送付します。これらの原価は関連するサービスオーダに 「転送」 する必要があります。

シナリオ 3 では、コンポーネントは顧客またはローケーションの住所のいずれにも送付されません。材料は外注先により管理されます。外注先は、使用される材料、時間などに関連する情報を記載した請求書を製造元に送付します。これらの原価は関連するサービスオーダに 「転送」 する必要があります。

サービスオーダには、1 つまたは複数のライン (活動) があります。外注先では、次のシナリオが考えられます。

  1. サービスオーダと外注された 1 つの活動 - 材料は定義されない
  2. サービスオーダと外注された 1 つの活動 - 材料は定義される
  3. 複数の活動があるサービスオーダと外注された 1 つまたは複数の活動 - 材料は定義されない
  4. 複数の活動があるサービスオーダと外注された 1 つまたは複数の活動 - 材料は定義される

サービスオーダと外注された 1 つの活動 - 材料は定義されない

このシナリオでは、1 つのラインのみがサービスオーダにリンクされます。[サービスオーダ活動 (tssoc2110m000)] セッションで、[外注] チェックボックスがオンにされ、[参照活動 ] は指定されません。ユーザは購買元取引先 ([外注先]) および[外注品目]を指定できます。

サービスエンジニアは、購買元取引先を選択できませんが、[外注品目] を指定できます。購買元取引先は、サービス/原価品目の品目 - 購買データをもとにデフォルト設定されます。ERP LN 購買元取引先をデフォルト設定しない場合:

  • 購買オーダは生成されない
  • 購買要求が生成される。[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションで[作業外注の要求必須] チェックボックス (サービス外注 [サービス外注] グループボックス内) がオンの場合
注: 

シナリオ 3 はシナリオ 1 に類似しています。ただし、シナリオ 3 では、複数の活動がサービスオーダにリンクされます。

サービスオーダと外注された 1 つの活動 - 材料は定義される

このシナリオでは、機能が前のシナリオと同様である他、さらに見積材料費も指定されます。この材料は外注先に転送する必要があります。材料が [会社所有] または [顧客所有] かを指定する必要もあります。

注: 

シナリオ 4 はシナリオ 1 に類似しています。ただし、シナリオ 4 では、複数の活動がサービスオーダにリンクされます。