資材フローサポートのない作業外注
LN で最も簡単な外注方法は、外注購買オーダを作成して、外注先に委託する作業を記録することです。つまり、外注先から労働を購入することになります。このタイプの外注の場合、資材は外注先に供給されません。
資材供給のない外注プロセスを開始するには、次のデータを設定する必要があります。
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[外注サービス] 品目
[品目 (tcibd0501m000)] セッションで、品目タイプが [外注サービス] の品目を定義します。これは、外注された仕事を表す管理品目です。[外注サービス] 品目は、外注購買オーダに表示されます。 -
外注ワークセンタ
[ワークセンタ (tirou0101m000)] セッションで外注ワークセンタを定義します。[工順作業 (tirou1102m000)] セッションで、外注する工順作業に外注ワークセンタをリンクします。 -
外注費レート
[外注費レート (ticpr1160m000)] セッションで、外注費を定義します。[部分組立品] フィールドに [外注サービス] 品目を入力する必要があります。原価計算コードと外注先との正しい組合せに対してレートを定義する必要があります。品目固有の外注費レートを定義する場合は、[親品目] フィールドに入力します。
注:
適用されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで [サイト別ジョブショップ] パラメータの状況が [無効] の場合のみです。
臨時外注
作業の外注を予定しておらず、そのため工順に外注ワークセンタが定義されていない場合は、作業の外注 (tisfc2210m000) セッションを使用して、外注する作業にある既存のワークセンタを外注ワークセンタに置き換えます。