マスクセグメントの定義

マスクは、[マスクセグメント (tcibd4503m000)] セッションで定義されたマスクセグメントで構成されます。マスクセグメントにより、識別番号コードの表示が決定されます。

セグメントタイプ

各セグメントを使用して、マスクによって生成される識別番号コードに特定タイプの情報を追加できます。次のマスクセグメントのタイプを使用できます。

  • [オプション]

    製品特徴を追加します。製品特徴は、組立が管理されている環境でのみ使用されます。
  • [Infor LN フィールド]

    特定フィールドの内容を追加します。フィールドに値があり、そのフィールドが識別番号コードを生成するパッケージに属している場合にのみ、このセグメントは正しく生成されます。マスクセグメントとして使用する内容のフィールド選択に関する詳細は、セグメントタイプ Infor LN フィールドの定義を参照してください。
  • [連番]

    連番を追加します。
  • [変換テーブル]

    変換後の情報を識別番号コードに追加します。たとえば、2006 の代わりに文字 D が追加されます。2005 の代わりに、識別番号コードには C が含まれます。変換テーブルでは、情報タイプ ([オプション]、[Infor LN フィールド]、[日付]) を変換できます。変換テーブルを [変換テーブル (tcibd4504m000)] セッションで定義し、変換テーブルの値を [変換テーブルの値 (tcibd4106m000)] セッションで定義します。
  • [日付]

    月の番号、年度、日付、曜日、または時間を追加します。
  • [英数字]

    数字または文字からなる固定文字列を追加します。

セグメントの順序

マスク内で、各セグメントはセグメント番号の順に表示されます。LN では、10、20、30 という順にセグメント番号が生成されます。必要な場合は、デフォルトの番号を変更できます。たとえば、セグメント番号に 25 を入力することで、既存のセグメントの 20 と 30 の間に入れる新しいセグメントを定義できます。

マスクの長さ

マスクセグメントを定義する場合、[マスクセグメント (tcibd4103s000)] セッションにデフォルトのセグメント長が表示されます。一部のセグメントタイプでは、デフォルト長を変更することができます。

マスクの合計の長さが計算され、[マスク (tcibd4102m000)] セッションの長さフィールドに表示されます。

最大長さは、マスクの使用法によって異なります。

使用対象 マスクの最大長
シリアル番号 30
ロット番号 20
倉庫ラベル 18

リセット頻度

マスクに [連番] セグメントが含まれる場合、[リセット頻度] を指定できます。リセット期間が過ぎると、連番が 1 にリセットされます。

リセット期間は、該当の日付セグメントについて選択した期間と同一である必要があります。たとえば、日付タイプが月の場合、1 ヶ月のリセット頻度を選択できます。マスクに複数の日付セグメントが含まれる場合、任意の使用済日付セグメントの期間をリセット頻度として選択できます。