原価ペグ変更理由

ペグ変更理由では、原価ペグ転送ラインまたは原価ペグ配分ラインをユーザがマニュアルで追加、変更、削除した理由を指定します。

[プロジェクトペギングパラメータ (tcpeg0100m000)] セッションのマニュアルプロジェクトペグ修正チェックボックスがオンの場合、原価ペグ転送ラインまたは原価ペグ配分ラインをマニュアルで追加、変更、削除することができます。ただし、なんらかの修正をする前にその理由を指定する必要があります。このために、ペグセッションにペグ変更理由フィールドが用意されています。

ペグ変更理由が必要である場合は、ステータスバーにメッセージが表示されます。

注: 
  • 変更を保存するたびに理由コードを指定する必要があるため、必要な変更をすべて実行した後でペグ配分を保存してください。
  • 関連する原価ペグ転送または原価ペグ配分ラインに影響する原価ペグ転送、オーダ、オーダラインは自動的に修正されます。そのため、ユーザがペグ変更理由を指定する必要はありません。

処理済の原価ペグ転送ラインまたは原価ペグ配分ラインは変更できません。出庫勧告から生成された原価ペグ転送ラインも変更できません。

マニュアルプロジェクトペグ修正

このチェックボックスがオンの場合は、プロジェクトペグ転送ライン番号またはプロジェクトペグ配分ラインにマニュアル変更の理由コードを指定します。

理由 (tcmcs0105m000) で定義できる理由コードは、[プロジェクトペグ監査履歴] タイプでなければなりません。ペグ配分のすべてのペグに適用されます。

注: 

マニュアル変更、ならびに原価ペグ転送ラインおよび原価ペグ配分ラインの理由は 原価ペグ監査履歴 (tpctm2500m000) セッションに保存されます。原価ペグ転送ラインでは、転送元情報と転送先情報で別々の監査履歴記録が作成されます。