倉庫管理でのキット処理の概要

キット処理機能:

  • 未完了の部品表 (BOM) または キットの納入。これはたとえば、在庫不足でオーダ済構成要素の部品が使用できないときに、顧客が使用可能な部品の通知を必要とする場合に役立ちます。

    在庫からの納入や、直送での納入が最も早い場合には、後からこの通知を送信できます。販売オーダラインでは、在庫からの納入を直送に変えることができます。出荷規則を使用することで、部分納入を管理できます。詳細については、次のトピックを参照してください: キット処理のサポートと出荷構造の設定

    未完了キットまたは BOM の納入を可能にするには、販売オーダと関連する倉庫オーダの構造を調整します。詳細については、次のトピックを参照してください: 販売および倉庫オーダ構造

  • BOM またはキット構造を販売オーダに反映した後でのこれらの修正。変更可能な最終段階は、出荷確認時です。詳細については、次のトピックを参照してください: 販売オーダへの部品表変更の処理 (tdsls4263m000)および構成要素ラインの変更が与える出庫オーダラインおよび出荷ラインへの影響

  • 販売オーダでのオーダ済数量の変更、または納入処理後の取消オーダ。詳細については、次のトピックを参照してください: 構成要素ラインの変更が与える出庫オーダラインおよび出荷ラインへの影響

  • 柔軟な出荷構造の設定。倉庫オーダタイプでは、積荷出荷を構成して、サブキットで構成要素を出荷するように指定できます。さらに、LN によって生成された出荷構造は、グラフィカルインターフェイスによりマニュアルで調整することができ、必要なパラメータを設定する場合にはオプションで出荷コンテナを使用できます。詳細については、次のトピックを参照してください: 販売および倉庫オーダ構造出荷構造

    積荷と出荷構造を管理する倉庫オーダタイプの設定およびパラメータ設定では、販売管理モジュールで開始された出荷コンテナサポートキット処理を使用することができます。ただし、これは必須ではありません。使用しない場合には、販売管理モジュールで開始されたメインキット - サブキット - 構成要素の構造を出荷構造で適切に反映することができません。

    この設定は、キット処理が販売管理モジュールに導入されていない場合でも利用可能です。

納入後の請求を含む、キットオーダの納入手順の概要については、コンポーネント品目を納入するには - 手順を参照してください。