追加コスト - 出荷基準
出荷基準の追加コストは販売出荷または出荷ラインについて計算されます。出荷 (ライン) の確認後、出荷 (ライン) に基づいて販売コストオーダが生成されます。発生元が [出荷] の販売コストオーダには、1 つの出荷 (ライン) の追加コストがすべて含まれています。
[注意]
- 複数の販売オーダラインおよび販売スケジュールラインは 1 つの出荷にリンクできます。
- 出荷にリンクされた販売出荷コストオーダおよびオーダ/スケジュールラインは、共通の 出荷 ID になります。この ID に基づいて、完了した出荷を顧客に請求できます。関連するオーダ/スケジュールラインと販売出荷コストオーダは、まとめて請求に発行できます。
出荷基準の追加コスト手順には、次のステップが含まれます。
出荷/出荷ラインの追加コストの計算
出荷/出荷ラインの追加コストの計算は、[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションの [計算方法] フィールドの値に基づいて実行されます。出荷の場合は、[計算方法] を [ヘッダ基準] にする必要があり、出荷ラインの場合は、[ライン基準] にする必要があります。
[在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションの [出荷の追加コストを計算] チェックボックスがオンの場合は、販売オーダと販売スケジュールの追加コストが計算されます。
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販売オーダ
取引先 (または品目、あるいは両方) のコストセットを使用して追加コストが計算されます。 - [販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションで [計算方法] が [ヘッダ基準] の場合、追加コストラインは出荷ごとの合計に基づくため、発生元出荷ラインへのリンクは保存されません。
- [計算方法] が [ライン基準] の場合は、追加コストが発生元オーダラインごとに計算され、発生元出荷ラインへのリンクが保存されます。
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販売スケジュール
取引先または品目 (あるいはこの両方) のコストセットを使用して、[ヘッダ基準] の追加コストが計算されます。追加コストラインは出荷ごとの合計に基づき、発生元出荷へのリンクは保存されません。 - 契約のコストセットでは、[ライン基準] の追加コストが計算されます。この計算は常に、[計算方法] とは無関係です。生成された追加コストラインは発生元オーダラインにリンクされます。コストを計算する前に、すべての出荷ラインの数量を追加できます。これは、オーダラインごとに複数の出荷ラインがある在庫内シリアルに適用できます。
[梱包票の出力 (whinh4475m000)] セッションおよび [納品書の出力 (whinh4477m000)] セッションでは、ヘッダ基準の追加コストが最初に出力されます。ライン基準の追加コストはリンクされた出荷ラインの下に出力されます。
注:
- 確認済出荷ラインでは、追加コストラインの状況が [未計算] の場合に、追加コストが再計算されます。状況が [修正済] の場合は、追加コストを再計算するか、再計算をスキップするかが確認されます。追加コストが再計算されると、[出荷 (whinh4130m000)] セッションの [追加コスト] フィールドが [計算済] に設定されます。
- [出荷の構成 (whinh4231m000)] セッションで出荷を構成する場合は、選択されたオプションに従って、関連する追加コストラインを処理する必要があります。
適切なメニューで、次の項目をクリックします。
- [ライン分割]: 発生元出荷ラインの状況が [修正済] にリセットされ、追加コストラインが削除されます。発生元ラインの確認中に、追加コストが再計算されます。
- [出荷へ移動]: 発生元出荷ラインの追加コストが新しい出荷ラインに移動します。