販売スケジュールの改訂
販売スケジュール改訂番号は、販売スケジュールの改訂を識別するために使用されます。それらの改定は、取引先によって送付された販売スケジュールの更新を示しています。
最初の販売スケジュールが、次のフィールドの特定の組合せについて作成されると、その値が販売スケジュール改訂番号に割り当てられます。
- [販売先取引先]
- [出荷先取引先]
- [品目]
- [販売オフィス]
- [請求先取引先]
- [回収先取引先]
- [スケジュールタイプ]
- [参照スケジュール]
- [契約]
- [位置]
- [契約オフィス]
- [顧客オーダ] ([販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションで顧客オーダをスケジュールに使用チェックボックスがオンになっており、[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションで偏差のある顧客オーダへのアクションが [ブロック] に設定されている場合)
- [顧客契約参照] ([販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションで顧客契約参照をスケジュールに使用が選択されている)
これらのフィールドについて新しい販売スケジュールを受信すると、販売スケジュール改訂が作成されて改訂番号は 2 になります。その後も同様に改訂番号が割り当てられます。
連続出荷スケジュールの場合、特定の発行のすべての発行ラインで品目、販売オフィス、出荷先取引先、顧客オーダ番号、および顧客契約参照が同一の場合にだけ、新しいスケジュール改訂が作成されます。
新しい販売スケジュールの改訂が承認された場合、前の販売スケジュール改訂と所要量は有効ではなくなります。この販売スケジュールの改訂はアプリケーションによって交換されます。古い販売スケジュール改訂にリンクされた販売スケジュールラインには、スケジュールラインの現在の状況とリンクされた出庫オーダラインの存在に基づいて、[交換済]状況を割り当てることができます。
許可されている交換
販売スケジュール改訂が交換される場合、関連する販売スケジュールラインの状況が [作成済]、[調整済]、または [承認済] であれば、販売スケジュールラインの状況が [交換済] に設定されます。
販売スケジュールラインが承認済のとき、次の場合に、承認処理の結果が取り消されます。
- スケジュールラインの状況が [承認済]
- スケジュールラインの状況が [オーダ生成済] で、スケジュールラインの出庫処理がまだ開始されていない場合
許可されていない交換
販売スケジュール改訂が交換され、リンクされた販売スケジュールラインの状況が [納入済]、[請求への発行]、または [請求済] であれば、これらの販売スケジュールラインの状況が [処理済] に設定されるように、販売スケジュール手順を終了する必要があります。
これらのスケジュールラインは、現在の改訂が無効となっても、前の改訂に基づいて処理する必要があります (処理が進行し過ぎているため)。
制限のある交換
販売スケジュールラインが倉庫管理に発行された場合、関連する出庫オーダラインによって販売スケジュールラインを交換できるかどうかが決まります。
[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションの [出庫処理] タブを使用して、出庫オーダラインの更新、取消、および削除を許可する期間を指定できます。
販売スケジュール状況
販売スケジュールを交換する場合、関連する販売スケジュールラインの状況に基づいて、販売スケジュール状況が更新されます。
- いずれかの販売スケジュールラインの状況が [処理済] または [交換済] ではない場合、販売スケジュールの状況が [交換処理中] に設定されます。
- すべての販売スケジュールラインの状況が [処理済] または [交換済] の場合、販売スケジュールの状況が [交換済] に設定されます。
倉庫オーダから販売スケジュール改訂を分離する場合、計画済倉庫オーダを使用できます。計画済倉庫オーダは販売スケジュールラインの改訂を処理し、販売スケジュールライン (改訂) と、計画済倉庫オーダが発行される実際倉庫オーダとの間のリンクを維持します。詳細については、次のトピックを参照してください: 計画倉庫オーダ
古い販売スケジュール改訂は販売スケジュール改訂の削除 (tdsls3212m000) セッションで削除できます。
販売スケジュールの改訂間の差異は、販売スケジュール差異の出力 (tdsls3415m000) セッションで出力できます。