自動販売スケジュール処理

販売スケジュールの処理を自動化できます。活動ごとに、自動で実行するか、マニュアルで実行するかを指定できます。

スケジュール手順活動の実行は、販売発行が販売スケジュールに処理されたとき、または販売スケジュールが作成されたときに開始できます。すべての自動活動は、自動化すると定義されていない活動に達するまで、自動化された活動がすべて連続して実行されます。自動化しない活動をマニュアルで実行すると、次の自動化された活動などが実行されます。そのため、活動ごとに、その活動を自動的に実行するか、またはマニュアルで実行するかを指定します。

注: 
  • [サイト別出荷先取引先 (tccom2111m000)][出荷先取引先 (tccom4111s000)]、または [販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションの販売スケジュール発行の自動処理チェックボックスにより、販売発行が [作成済] の状況の販売スケジュールに自動的に変換されるかどうかが決まります。
  • 自動で実行される活動の場合、処理レポートは出力されません。
  • バッチセッションによって販売スケジュール活動を実行中にエラーが発生した場合、デバイスを選択してエラーを出力できます。

販売スケジュールの自動処理データの取得

[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションのスケジュールに契約を使用およびスケジュールの条件を使用チェックボックスにより、どのセッションから自動処理データが取得されるかが決まります。

  • [スケジュールに契約を使用] はオフになっています。

    データは [品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] セッションから取得されます。
  • [スケジュールに契約を使用] はオンになり、[スケジュールの条件を使用] はオフになります。

    販売スケジュールが条件契約にリンクされた販売契約に基づく場合、自動処理中のデータはスケジュール条件 (tctrm1131m000) セッションから取得されます。条件契約が契約にリンクされていない場合、データは [販売契約ラインロジスティックデータ (tdsls3102m000)] セッションから取得されます。
  • [スケジュールに契約を使用] および [スケジュールの条件を使用] はオンになります。

    販売スケジュールは、条件契約にリンクされた販売契約に基づく必要があります。このため、自動処理データはスケジュール条件 (tctrm1131m000) セッションから取得されます。
スケジュールに契約を使用 関連条件契約? セッションから取得される自動処理データ 自動処理データ
オン Yes [スケジュール条件 (tctrm1131m000)]

非参照スケジュール

  1. 販売スケジュールの調整
  2. 非参照販売スケジュールの承認
  3. 非参照販売スケジュールをオーダに発行 および非参照スケジュール用にバックオーダを発行

参照スケジュール

  1. 参照済販売スケジュールの承認
  2. 参照販売スケジュールをオーダに発行 および参照スケジュール用にバックオーダを発行
オン No [販売契約ラインロジスティックデータ (tdsls3102m000)] 参照済販売スケジュールの自動承認
オフ 適用なし [品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000)] 参照済販売スケジュールの自動承認