品目購買データ

品目基準データでは、一括レベルで品目および品目データを指定できます。購買手順を完了するには、品目購買データで、購買に関連する品目データも指定しておく必要があります。

品目グループの品目購買データとデフォルト品目購買データの指定

調達でオーダ処理を使用するには、品目 - 購買 (tdipu0601m000) セッションで購買固有の品目データを指定する必要があります。購買品目を入力するには、多くの情報を指定する必要があります。デフォルトを設定した場合、購買品目の追加時に必要なデータ指定の量を減らすことができます。品目グループは品目タイプと組み合わせて使用し、品目デフォルトを設定します。[デフォルト購買品目 (tdipu0102m000)] セッションで、品目グループに属する購買品目のデフォルトを指定できます。

品目購買デフォルトおよび購買品目を指定するには

[品目グループ (tcmcs0123m000)] セッションで品目グループを指定します。
[品目デフォルト (tcibd0102m000)] セッションで、デフォルト一括品目データを指定します。ここでは、[品目グループ (tcmcs0123m000)] セッションですでに定義した [品目グループ] を入力する必要があります。
[品目デフォルト (tcibd0102m000)] セッションの [購買] をクリックします。[デフォルト購買品目 (tdipu0102m000)] セッションが開始されます。このセッションでは、[品目タイプ] と [品目グループ] の組合せについて品目 - 購買デフォルトを指定できます。
[品目 (tcibd0501m000)] セッションで、以前に [品目デフォルト (tcibd0102m000)] セッションで定義した [品目タイプ] および [品目グループ] の組合せの品目を指定します。この結果、[品目デフォルト (tcibd0102m000)] セッションのデフォルト値が [品目 (tcibd0501m000)] セッションに挿入されます。
[品目 (tcibd0501m000)] セッションの [購買] をクリックします。[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションが開始されます。このセッションでは、[品目 (tcibd0501m000)] セッションで作成した品目の購買データを入力できます。[デフォルト購買品目 (tdipu0102m000)] セッションのデフォルト値が [品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションに挿入されます。

注:

マルチサイトを使用する場合、品目購買データを購買オフィスまたはサイト別に指定できます。[デフォルト購買品目 (tdipu0602m000)] セッションおよび [品目 - 購買 (tdipu0601m000)] セッションの適切なタブでサイトおよび購買オフィスを指定します。
購買品目の処理を生成するには、[品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションでオーダ処理関連の品目データを指定し、[品目 - 原価計算 (ticpr0107m000)] セッションで原価計算関連の品目データを計算する必要があります。

購買品目 360

[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションで [購買担当] フィールドに入力した場合、購買品目 360 (tdipu0103m000) セッションを使用して、特定の購買担当に関連するすべての品目を表示できます。[購買品目 360 (tdipu0103m000)] セッションでは、品目データの概要をすばやく確認したり、品目関連データと購買関連データを簡単に入手したりすることができます。

[購買品目 360 (tdipu0103m000)] セッションは次の目的で使用できます。

品目関連データを表示、メンテナンス、および作成します。
購買オーダ、購買契約、見積依頼、購買スケジュールなど、品目の購買データを表示、メンテナンス、および作成する
複数の品目関連タスクを実行します。
いくつかの品目関連グラフを表示します。購買品目グラフを参照してください。

品目 - 購買取引先データの指定

購買取引先固有の情報を品目ごとに指定するには、[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションを使用します。この情報を使用して、購買取引先からオーダを購買および入庫する方法を決定できます。[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションには、購買オーダに必要な購買取引先のデフォルトロジスティックデータがあります。購買取引先が内部取引先の場合、[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションには、購買スケジュールと購買発行のデフォルトロジスティックデータも保持されます。購買取引先が外部取引先の場合、購買スケジュールまたは購買発行のロジスティックデータは、[購買契約ラインロジスティックデータ (tdpur3102m000)] セッションから取得されます。

発注先 360

[発注先 360 (tdsmi1501m000)] セッションを使用すると、購買元取引先関連のデータの表示、メンテナンス、および作成、さらに特定の購買担当に関するすべての取引先の表示ができます。[発注先 360 (tdsmi1501m000)] セッションでは、購買元取引先情報の概要が表示され、購買元取引先関連のデータを簡単に確認できます。

ソーシング

各種取引先から同一品目が納入される場合、[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションで優先順位およびソーシング率を取引先に割り当てることができます。詳細については、次のトピックを参照してください: ソーシング

承認済発注先リスト

承認済発注先リスト (tdipu0110m200) セッションを使用して、承認済発注先リストを表示できます。

[品目 - 購買 (tdipu0601m000)] セッションの承認済販売業者からの購買のみチェックボックスで、品目の納入を承認する発注先を指定します。