確認済予測の設定方法 (発注先側)
このトピックでは、販売業者管理在庫 (VMI) 状況での、発注先の確認済予測および未確認予測の機能の設定法を説明します。
さまざまなオプションの概要を見るには、確認済予測および未確認予測を参照してください。
基本設定
確認済および未確認予測を使用可能にするには、まず関連する条件合意を設定します。この設定法については、条件の設定を参照してください。
このトピックで記述するフィールドおよびチェックボックはすべて、特に指定がない限り、[計画条件 (tctrm1135m000)] セッションにあります。
自社が顧客に供給を計画すると指定するには、[供給計画の担当] チェックボックスをオンにします。
顧客が確認済予測と未確認予測を区別するには、[確認済予測の使用] チェックボックスをオンにします。
顧客は以下の 2 つの方法を使用して確認済予測を通知できます。
- 予測メッセージで。確認済予測のインジケータを使用するか、確認済予測の数量を指定します。
- 条件合意で。予測が確認済予測として解釈される固定期間数を指定します。
予測メッセージで送付された確認済予測
顧客が予測メッセージで確認済予測を送付する場合は、以下の設定を使用します。
フィールド | 値 |
---|---|
確認済予測の使用 | [Yes] (チェックボックスはオン) |
確認済予測の指定方法 | [メッセージ] |
条件にもとづく確認済予測
予測数量が、条件合意の確認済需要とみなされる期間数を定義するには、以下の設定を使用します。
フィールド | 値 |
---|---|
確認済予測の使用 | [Yes] (チェックボックスはオン) |
確認済予測の指定方法 | [条件] |
確認済予測の分析 | [先頭期間] |
期間数 | 確認済予測と解釈される、需要予測メッセージの期間数 |
すべての予測が確認済予測とみなされると指定するには、[確認済予測の分析] フィールドを [すべての予測] に設定します。
確認済予測の使用
確認済予測メッセージには、次の 2 つの目的があります。
- 純粋に情報として
- 発注先が実行する計画の土台として
確認済予測を使用して、顧客との間で通知された確認済供給を計算できます。確認済供給を計算しない場合、確認済予測を使用して供給を計画できます。またオプションで、補充計画も決定できます。
確認済予測にもとづいて確認済供給を作成するには
確認済予測にもとづいて確認済供給を作成するには、以下の設定を使用します。
- [供給の確認] チェックボックスをオンにします。
- [確認済供給基準] フィールドを [確認済予測] に設定します。
確認済予測にもとづいて計画または補充します。
以下のフィールドでは、供給の計画法および補充法を決定します。
- [計画基準] フィールド
- [補充基準 ] フィールド
これらのフィールドで使用できる値は、その他の多くのフィールドの設定に依存します。これらのフィールドに関する詳細な情報については、計画基準フィールドおよび補充基準 フィールドのヘルプを参照してください。
確認済予測に基づいて供給を計画するには、[計画基準] フィールドを [確認済予測] に設定します。
確認済予測に基づいて品目を補充するには、[計画基準] フィールドおよび [補充基準 ] フィールドを [確認済予測] に設定します。