オーダシステムの選択に一貫性がない場合に発生しうるエラー

製造品目のオーダシステムが一貫性なく設定された場合、次のような問題が発生する可能性があります。

  • BOM 構成要素が計画品目で、その主品目が計画品目でない場合、企業計画ではその主品目に対する所要を計画しません。そのため、その構成要素に対する依存需要が、正しく計算されません。
  • 製造品目が計画品目で、工順作業を伴うファントム品目である BOM 構成要素がある場合、その構成要素は計画品目である必要があります。その構成要素が計画品目でない場合は、計画製造オーダ実行レベルへの転送が失敗します。これは、ファントム品目の作業が計画されないためです。そのため、LN には、エラーメッセージが表示されます。

これらの間違った品目構造に対して、BOM および工順を自動的にチェックすることはありません。

一定範囲の品目のオーダシステムのチェックと修正を行うには、計画のオーダシステムのチェック (tibom1220m000) セッションを使用します。