オーダ計画での品目選択の例
ここでは、[オーダ計画の生成 (cprrp1210m000)] セッションおよび [オーダ計画の生成 (品目) (cprrp1220m000)] セッションで計画される計画品目の選択例をいくつか示します。
一般的な説明については、資源所要量計画の実行 (品目選択) を参照してください。
このトピックでは、次の例を取り上げます。
例 1: 品目選択と見込品目
X という計画品目の計画を行います。X 品目は、以下のマルチレベル部品表の一部です。
A 品目はプロジェクト品目です。他の品目はすべて見込品目です。
[親品目を含む] チェックボックスをオンにすると、品目 A、B、および X が計画されます。
[子品目を含む] チェックボックスをオンにすると、品目 X、E、F、および G が計画されます。
例 2: 品目選択とプロジェクト品目
Y という計画品目の計画を行います。品目 Y からは品目 Y* が派生します。Y 品目は、以下のマルチレベル部品表の一部です。
M 品目は見込品目です。他の品目はすべてプロジェクト品目です。
[親品目を含む] チェックボックスをオンにすると、品目 Y、K、Y*、および K* が計画されます。
[子品目を含む] チェックボックスをオンにすると、品目 Y および M が計画されます。
プロジェクト品目 Y* を選択し、[子品目を含む] チェックボックスをオンにすると、品目 Y*、M、N、および Y が計画されます。
例 3: 品目選択と供給関係
Z(Ah) という計画品目の計画を行います。品目 Z(Ah) は、以下のマルチレベル部品表の一部で、以下の物流ネットワークに含まれます。
Z Ah | 組立工場にある品目 Z |
Z Cs | 中央保管にある品目 Z |
Z Dc | 物流センターにある品目 Z |
Z St | 店にある品目 Z |
Q Cw | 中央倉庫にある構成要素 Q |
Q Ah | 組立工場にある構成要素 Q |
R Cw | 中央倉庫にある構成要素 R |
R Ah | 組立工場にある構成要素 R |
品目 Z、Q、および R は通常品目です。図中の破線の矢印は、計画品目間の供給関係を示しています。
[親品目を含む] チェックボックスをオンにすると、LN は以下の品目に対するオーダ計画を生成します。
計画品目 | 理由 |
---|---|
Z Ah | 自分で選択した品目 |
Z Cs | Z Ah の受取品目 |
Z Dc | Z Cs の受取品目 |
Z St | Z Dc の受取品目 |
[子品目を含む] チェックボックスをオンにすると、LN は次の品目に対するオーダを生成します。
計画品目 | 理由 |
---|---|
Z Ah | 自分で選択した品目 |
Q Ah | Z Ah の構成要素 |
Q Cw | Q Ah の供給品目 |
R Ah | Z Ah の構成要素 |
R Cw | R Ah の供給品目 |
例 4: 品目選択と代替
品目 A の部品表では、品目 M が構成要素 X の代替として定義されています。
品目 K の部品表では、同じ品目 M が標準構成要素として使用されます。
品目 X を計画し、[親品目を含む] チェックボックスと [子品目を含む] チェックボックスを共にオンにすると、LN で次の品目のオーダが生成されます。
計画品目 | 理由 |
---|---|
X | 自分で選択した品目 |
M | X の代替 |
A | X の主品目 |
D | X の構成要素 |
品目 M を計画し、[親品目を含む] チェックボックスと [子品目を含む] チェックボックスを共にオンにすると、LN で次の品目のオーダが生成されます。
計画品目 | 理由 |
---|---|
M | 自分で選択した品目 |
K | M の主品目 |
N、O | M の構成要素 |
X | M を代替とする品目 |
A | X の主品目 |