カスタマイズ品目の計画

このトピックでは、[品目 (tcibd0501m000)] セッションでカスタマイズ済チェックボックスがオンになっている品目を計画する方法について説明します。

通常の手順

[品目 (tcibd0501m000)] セッションのカスタマイズ可能品目チェックボックスがオンの場合、品目はカスタマイズ品目になります。

カスタマイズ品目では、通常の手順は次のようになります。

  1. 品目をオーダした顧客についてプロジェクトを作成します。
  2. カスタマイズ品目を使用して、プロジェクトのプロジェクト品目を作成します。
  3. 企業計画で、プロジェクト品目の供給を計画します。
  4. 計画オーダを実行レベルに転送します。

プロジェクトを使用せずにカスタマイズ品目を計画するには

空のプロジェクトセグメントを使用して、カスタマイズ品目に対する需要予測を入力できます。これは、品目の販売オーダを持つ前に、その品目の製造のための資源を確保したいときにお勧めします。このカスタマイズ品目に基づくプロジェクト品目のすべての販売オーダは、この需要予測を消費します。

次に、空のプロジェクトセグメントを使用してカスタマイズ品目の品目マスタ計画または計画オーダを生成します。

注: 

オーダの転送計画 (cppat1210m000) セッションを使用して計画オーダの範囲を転送するときに、[カスタマイズ予定の品目を含む] チェックボックスがオフの場合、企業計画はプロジェクトセグメントが空のカスタマイズ品目に対するオーダは転送しません。

カスタマイズ品目に対する実際オーダを生成するには

プロジェクトセグメントが空のカスタマイズ品目に対する計画オーダおよび計画を実行レベルに転送する場合は、次の方法を使用する必要があります。

  • 次の手順を使用して、計画オーダをバッチ方式で転送します。

    1. オーダの転送計画 (cppat1210m000) セッションを開始します。
    2. [対話式] チェックボックスをオンにします。
    3. [カスタマイズ予定の品目を含む] チェックボックスをオンにします。
    4. [転送] をクリックします。(転送のオーダ計画の選択 (cppat0210m000) セッションが表示されます。)
    5. 関連する計画オーダについて、[転送] チェックボックスをオンにします。
    6. 適切なメニューで [転送] をクリックします。

このアクションは、品目の販売オーダが存在する前に、品目の数量を確保したい場合に便利です。