オーダ計画とマスタ計画のタイムフェンス

タイムフェンスを使用して LN が近い将来の供給計画を変更できないようにすることができます。

原則として、LN はタイムフェンス内で既存の計画オーダを上書きしません。その結果、LN は、[オーダ計画の生成 (cprrp1210m000)] を実行した場合にはタイムフェンスより後、[マスタ計画の生成 (cprmp1202m000)] セッションを実行した場合には予測タイムフェンスの後にのみ計画オーダを生成します。

オーダ計画に対してタイムフェンスを無視するには、[オーダ計画の生成 (cprrp1210m000)] セッションの [範囲内で生成] チェックボックスをオンにします。これによって、企業計画はタイムフェンス内で選択された計画品目の範囲に対してオーダ計画をシミュレートし、既存の計画オーダを上書きします。

[オーダ計画の生成 (cprrp1210m000)] セッションの [範囲内で生成] チェックボックスの他に、[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションの [タイムフェンスを使用] チェックボックスも LN がタイムフェンスの中で計画するか外で計画するかに影響します。

[範囲内で生成] チェックボックスと [タイムフェンスを使用] チェックボックスの両方の設定によって、3 とおりの状況が存在します。

  • [タイムフェンスを使用] チェックボックスがオフの場合、LN はタイムフェンス内で計画を行い、[オーダ計画の生成 (cprrp1210m000)] セッションの [範囲内で生成] チェックボックスの設定は考慮しません。
  • [タイムフェンスを使用] チェックボックスをオンにし、[範囲内で生成] チェックボックスをオフにすると、LN はタイムフェンスの外側で計画を行います。
  • [タイムフェンスを使用] チェックボックスも [範囲内で生成] チェックボックスもオンにすると、LN はタイムフェンス内で計画を行います。