企業計画でのオーダ状況

計画供給オーダは、[計画オーダ (cprrp1100m000)] セッションで表示できます。

一般に、計画オーダは、そのライフサイクルにおいて次のオーダ状況をたどります。

  • [計画]
  • [確定計画] (オプション)
  • [確認済]

[計画]

計画オーダが生成されると、オーダ状況が [計画] になります。オーダ計画のプロセスで、このオーダ状況を持つ既存の計画オーダは破棄されます。

これらの計画オーダはまだ最終のものではありません。パラメータを変更して、個々の計画オーダを修正することができます。オーダ計画の実行中に計画オーダを恒久的とするには、その状況を[確定計画]に変更します。

[確定計画]

計画オーダの状況は、マニュアルで[確定計画]に設定する必要があります。オーダのシミュレーション時に、状況が [確定計画] または [確認済] の既存のオーダは、[確定計画オーダを削除] チェックボックスをオンにしない限り、保持されます。企業計画は、その後計画オーダの日付と数量は変更しません。

原則として、企業計画は、[確定計画] 以上の状況を持つ最後のオーダの前には新規計画オーダを計画しません。つまり、そのような計画オーダは事実上、追加のタイムフェンスとして機能します。

[確認済]

計画者が供給計画オーダを承認したことを示すには、その状況を[確認済]に設定します。確認済計画オーダは、実行レベルへの転送準備ができています。

計画オーダの確認はマニュアルで行うか、[オーダ計画の確認 (cprrp1200m000)] セッションを実行して一定範囲の計画オーダに対して行うことができます。

どの計画オーダを確認すべきかは、オーダリードタイムを基準にして決定できます。詳細については、次のトピックを参照してください: リードタイムに基づく計画オーダの確認

実行レベルへの転送

[オーダの転送計画 (cppat1210m000)] セッションで、計画オーダを実行レベルに転送できます。このセッションには、[計画オーダ (cprrp1100m000)] セッションの適切なメニューからアクセスできます。

原則として、確認済のオーダのみ転送されます。ただし、[オーダの転送計画 (cppat1210m000)] セッションで、確定計画オーダ、さらに状況が [計画] のオーダに転送を拡張できます。

オーダグループ

計画製造オーダのグループのオーダ状況を簡単に処理するには、オーダグループを使用します。詳細については、次のトピックを参照してください: 企業計画でのオーダグループ