概算所要量計画の実行 (概要)

[オーダ計画の生成 (cprrp1210m000)] セッションでオーダをシミュレーションする場合、LN は指定のシナリオおよび計画レベルに対して以下のステップを実行します。

  • シミュレーションを行う品目セットの決定
  • 品目の計画順序の決定
  • 品目のシミュレーションの順次実行

1. シミュレーションを行う品目セットの決定

[オーダ計画の生成 (cprrp1210m000)] セッションで品目の範囲を指定できます。[オーダ計画の生成 (品目) (cprrp1220m000)] セッションを使用すると、単一の品目を指定できます。

品目選択範囲を狭めるには、[ネットチェンジ計画の実行] チェックボックスをオンにします。詳しくは、ネットチェンジシミュレーションを参照してください。

次のチェックボックスのどちらかまたは両方をオンにして、品目の選択を拡張することができます。

  • [親品目を含む]
  • [子品目を含む]

これらのチェックボックスの詳細については、資源所要量計画の実行 (品目選択) を参照してください。

2. 品目の計画順序の決定

LNオーダフェーズ番号によって品目を並べ替えます。この順序によって完成品が構成要素の前に確実に計画されます。詳細については、計画順序およびフェーズ番号を参照してください。

同じフェーズ番号の品目の各サブグループが、次の 2 つのサブグループに分けられます。

  • 最初のサブグループには、使切資材または代替資材として使用されるすべての品目が含まれます。
  • 2 番目のサブグループには、残りの品目が含まれます。

これらの品目の ATP (有効在庫) を決定するには、代替資材として定義された品目を最初に計画する必要があります。

RRP 実行で、標準資材の代わりに使切資材を使うことに決めた場合、または標準資材の不足を代替資材を使って補充する場合、代替資材の最初の計画結果が正確ではなくなります。その場合、代替資材が LN で自動的に再計画されます。

3. 品目のシミュレーションの順次実行

LN はフェーズ番号の順に各品目を計画します。以下を参照してください。

  • 資源所要量計画の実行 (1 品目の基本計算)